法然院は銀閣寺、哲学の道の近くにある浄土宗系の単立寺院です。
夏でも高い木々に覆われた参道は、薄暗いほどです。
私はここの茅葺き山門から見た白砂壇の景色が好きで、年に何度か訪れます。
ここの白砂壇の模様は季節ごとに変わります。
今回はどんな模様になっているか、想像するのも楽しいものです。

薄暗いほどの参道から見える茅葺き山門


観光客の方が山門を入っていきます。

山門から見える白砂壇の景色

今回の砂紋は水の流れだけです。
季節により、水の流れに浮かぶ梅であったり、銀杏や紅葉などに変わります。
しかしいずれにも共通するのは水の流れです。
これは水が流れると見立てた砂壇の間を通ることで、心身を清めるという意味があります。
私も気を引き締めて通ります。


本堂のほうに向かいます。

青苔がきれいです。

池に浮かぶ白い壺


本堂です。
本堂真向かいの地蔵菩薩像に手をあわせます。


青紅葉が朝陽に映えてきれいです。

法然院のすぐ近くの安楽寺です。
茅葺き山門は法然院とよく似ています。
