智積院アジサイ、ムクゲ開花 2015-06-21 12:48:42 | 京都花めぐり 今年はアジサイの開花も早かったせいでしょうか、六月の中旬だというのに、 見頃終盤のところが増えてきました。 街中で見かけるアジサイも心なしか、元気がなくなってきました。 またまた東山の智積院に行ってきました。 アジサイは金堂の裏手に咲いています。 色が変化しているアジサイ アジサイの花を二枚 参道の両脇に植えられているキキョウ、見頃です。 まだ沙羅(夏椿)も咲いています。 夏花のムクゲが咲き始めです。 季節は進んでいます。
ルーヴル美術館展 京都市美術館 2015-06-21 05:37:42 | 美術・博物館 やっと待ち焦がれていた展示会が京都にやってきました。 『ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄』です。 東京展示会(国立新美術館2/21~6/1)が終わり、京都市美術館に巡回(6月16日~9月27日)です。 実は2月下旬東京観光の際、見に行く予定でしたが、京都で開催されることを知り、 パスした展示会です。 今回展示の作品は16 世紀から19 世紀半ばまでのヨーロッパ風俗画の歴史でもあります。 風俗画は人々の日常生活の情景を描いた絵 画です。 家事をする召使い、物乞いの少年、つましい食卓につく農民の家族など、 身分や職業を異にする 様々な人々の日常がいきいきと描写されています。 一方で日常描写のなかに、道徳的・教訓的な意味が込められてもいます。 今回の展示会では、17世紀オランダを代表する画家、フェルメールの傑作《天文学者》が初来日しています。 さらにティツィアーノ、レンブラント、ルーベ ンス、ムリーリョ、ル・ナン兄弟、 ヴァトー、ブーシェ、シャルダン、ドラクロワ、ミレーなどの巨匠作品が展示されています。 日曜美術館アートシーンで紹介された画像です。 バルトロメ・エステバン・ムリーリョ 「物乞いの少年(蚤をとる少年)」1647ー48年頃 クエンテイン・マセイス 「両替商とその妻」1514年 ニコラ・レニエ「女占い師」1626年頃 占い師の仲間でしょうか、占ってもらっている貴族の女性の財布を狙っています。 テイツアーノ・ヴェチェッリオ 「鏡の前の女」1668年 ヨハネ・フェルメール 「天文学者」1668年 この作品には以下のような説明文がありました。 17 世紀オランダを代表する画家フェルメールの円熟期の傑作、《天文学者》が待望の初来日を果たします。 《天文学者》はユダヤ系の銀行家一 族、ロートシルド家に旧蔵され、第二次世界大戦中にヒトラー率いるナチス・ドイツに略奪されるという数奇な運命を経たのち、 1983年にルーヴ ル美術館に収められました。同館に所蔵されるフェルメール作品は、2009年に来日を果たした《レースを編む女》と、《天文学者》の2 点のみで す。 そのため、常設展示に欠かせない《天文学者》は、ルーヴルを離れることがきわめて稀な作品のひとつでした。 本展は、この貴重なフェル メール作品を日本で堪能できる、またとない機会となります。 ジャン・シメオン・シャルダン「猿の画家」1739ー40年頃 フランソワ・ブーシェ「オダリスク」1745年頃 レンブラント「聖家族」又は「指物師の家族」1640年 ジャン=バテイスト・グルーズ「割れた水瓶」1771年 私は美術館開館前に行きましたので、各作品をじっくり観賞できました。 ルーブルに行かずして作品を観賞できるのは、ありがたいです。 特に私のような高所恐怖症、飛行機ぎらいには。