一昨日、植物園で咲いていたハスの花です。
巨椋(オグラ)の名前がついたハスも四品種咲いています。
以前というより、ずっと時代が遡る頃、京都の南部、現在の伏見区、宇治、
久御山町にまたがる場所に、大きな湖のような巨椋池がありました。
豊臣秀吉による伏見城建設の土木工事や、昭和初期の干拓事業で現在は農地になり、
巨椋池の面影は見ることができなくなってしまいました。
一方、巨椋池といえば豊臣秀吉も好んだと言われる、蓮が古来より有名です。
舟で蓮見が行われるほどでした。
現在は干拓でなくなってしまいましたが、絶滅した蓮の種子を拾い集めて、
育成したのが巨椋の蓮の数々です。
巨椋の華
巨椋の輝
巨椋の炎
巨椋の白鳥
二本柳
ヒメレン(姫蓮)
タイハクレン(太白蓮)
園芸品種、リーズジャイアントサンバースト
エンヨウテン
コクボウノオニベニ(黒坊の鬼紅)
メイコウレン(明光蓮)
スイヒレン
カイヨウレン
ハクマンマン
ハスピンク、ダブル、ホーム
ショウマイヒ
いかがでしたでしょうか。
大賀ハスもそうですが、絶滅したと思われても、種子が見つかれば復活できる蓮、
ものすごい生命力に驚かされます。