京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

ナンバンギセル、季節の花

2016-09-07 05:54:13 | 花めぐり2016

先日の岩手県や北海道の台風被害の後片付けや復旧もままならないというのに、また台風です。
今年は一体どうしたことでしょう。
予報では今日の午後九州の南を通過し、明日には東海地方に上陸しそうです。心配です。
進路方向の皆々様どうぞ御用心くださいますように。

台風の影響もあるのでしょうが、真夏のような暑さにまいっています。
それでも秋の草花は暑さにもめげずにきちんと咲いてくれます。

ナンバンギセルが開花しました。
ナンバンギセルは他の植物の根に寄生して、そこから養分を取りながら生育する寄生植物です。
寄生するのはススキ、ミョウガ、ギボウシなどです。
名付けは昔南蛮人と呼ばれていた船員が使っていたパイプに似ているという理由だそうです。
万葉集では「思草(おもいぐさ)」の名前で登場しており、古くから日本で親しまれていた植物です。

『道の辺の、尾花(をばな)が下の、思ひ草、今さらさらに、何をか思はむ』 (万葉集巻十)
尾花はススキです。
道端の尾花の元に咲いている思ひ草のように、いまさら、何を思い悩んだりしましょう。
あなたのことだけ想っています。という意味のようです。









スズムシバナ白





タマノカンザシ





ミシマサイコ(セリ科)





まだサギソウ咲いています。





タコノアシ





ミズアオイ





フジバカマ






カリガネソウ





キンミズヒキ





マツムラソウ





オトコエシ





ナベナ





カラマツソウ





ヒヨドリバナ
フジバカマの仲間のようです。





シュウメイギク





シュウメイギク(キブネギク)






ホソバナキスゲ











シオン





オミナエシ





もう一度フジバカマ





ミツバハマゴウ
一見カリガネソウに似ていますが、クマツヅラ科だそうです。