大阪の国立国際美術館で『始皇帝と大兵馬俑』(7/5ー10/2)開催されています。
早くに行きたかったのですが、人気の展示会でずいぶん混雑しているようです。
一段落したと思われる昨日の朝妻と行って来ました。
台風が和歌山沖で温帯低気圧になったとはいえ、朝は強い雨が残っていました。
昨日の国立国際美術館
約2200年前最初の皇帝を名乗り、中国大陸に統一王朝を打ち立てたのは秦の始皇帝です。
始皇帝の巨大な陵墓の近くに約8千体の「兵馬俑」が出土されたのは1974年、20世紀最大の考古学的発見のひとつと言われています。
今もなお、発掘調査は続いているといいます。
私はかねがね一度は見ておきたいと思っていたものです。
展示会では中国から運ばれた兵馬俑をはじめ、始皇帝や秦にまつわる文物約120件を展示されています。
兵馬俑のなかでも弓の準備をした「立射俑」と「跪射俑」、両手で手綱を操 る「御者俑」は日本初公開の作品です。
兵馬俑以外にも、壁画や石の甲冑など貴重 な文物が展示されています。
始皇帝肖像画
展示作品は撮影禁止ですが、出口付近に唯一撮影可能エリアがあります。
等身大の複製60体ですが、 兵馬俑の様子がわかると思います。
兵馬俑はほぼ等身大の作りで、ひとつずつ顔が違います。
実在した将兵をひとりずつモデルにしたと言われています。
また兵馬俑は粘土を焼いたやきもので、バラバラに割れた状態で出土し、それらをつないで現在の姿にしています。
当時は彩色されていたというのにも驚きました。
横並びの 兵馬俑
実際の兵馬俑(画像)
始皇帝の馬車(画像)
チラシ
国立国際美術館の開館時間は10時と遅いです。
もう少し早いと良いのですが。