秋の和の花(3)ヤマジノホトトギス、オケラ、ベンケイソウ、イヌハギ、ナンテンハギ 2017-10-03 16:03:38 | 花めぐり2017 秋の和の花続きます。 和の花は古くから自生、または江戸時代までに渡来し、長年にわたり日本の風土で育ってきた植物、伝統的な園芸技術で育てられた植物を言います。 ヤマジノホトトギス オケラ ベンケイソウ イヌハギ 環境省絶滅危惧Ⅱ類(VU) 京都府絶滅危惧種 イワギボウシ 京都府準絶滅危惧種 キセワタ 環境省絶滅危惧Ⅱ類(VU) 京都府絶滅危惧種 ミヤギノハギ オトコエシ タムラソウとツマグロヒョウモン タムラソウとイチモンジセセリ トウテイラン 環境省絶滅危惧種∥類(VU)、京都府絶滅危惧種 ワレモコウ ナンテンハギ 環境省絶滅危惧種∥類(VU)、京都府絶滅危惧種 オガルカヤ 京都府準絶滅危惧種 ヤクシマハギ 日高ミセバヤ 白百日紅 ツメレンゲ(日高ミセバヤ) サツマサッコウ藤
北野天満宮ずいき祭 ユニークなずいき御輿 2017-10-03 07:11:02 | 京都めぐり 北野天満宮のずいき祭が10月1日(土)~5日(水)開催中です。 10月は全国各地で収穫祭が行われますが、京都の代表的な秋祭としてずいき祭というのがあります。 村上天皇の代(西暦946~967)にはじまると伝えられ、祭神菅原道真公が大宰府で彫られた木像を、 随行の西ノ京の神人が持ち帰りお祀りし、秋の収穫時に野菜や穀物をお供えしたのが始まりとされています。 今日では北野の神を西ノ京の御旅所へ迎えて「ずいき御輿」を奉り、本年の収穫に感謝を捧げます。 第一日目 10月1日 鳳輦に[御霊]を移す出御祭が行われたあと、午後導山をはじめ三基の鳳輦と松鉾他が本社を出発、 宮司以下神職、氏子らが供奉、約150人余が氏子区内を巡行して西ノ京の御旅所に到着します。 鳳輦は還幸祭の10月4日迄ずいき御輿とともに御旅所に駐輦されます。 私は昨日の二日目の朝、ずいき御輿を撮影に行ってきました。御輿は大中小三つあります。 ずいき御輿は野菜、乾物等で趣向をこらした絢欄華美なものです。 屋根はずいき芋(里芋の茎〕で葺き、神輿の各部はすき間もなく穀物や蔬菜・湯葉・麩などの乾物類で覆われています。 四隅にさがる瓔珞は乾燥した金盞花の花をびっしりとつけたものです。実にユニークです。 ずいき御輿の正面 藤井聡太四段と加藤一二三との対局が湯葉などで表現されています。 ずいき御輿東側 松の廊下とミミズク ずいき御輿西側 横綱土俵入りと美女と野獣 面白い取り合わせです。 飾り付け 全て野菜です。 少し小さいずいき御輿です。 こちらはさらに小さいこども御輿です。 小さくても屋根はずいきです。 導山 三基の鳳輦 二日目の昨日は御旅所で表千家宗匠による献茶祭がありました。 10月4日祭最後の日の還幸祭でずいき御輿も出ます。 北野天満宮HPの画像より こういう御輿はここ以外では見たことがないです。 非常にユニークな御輿言えると思います。