京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

真如堂の菩提樹、沙羅(夏椿)、紫陽花

2020-06-17 05:32:44 | 2020 花


真如堂です。





本堂前の菩提樹散り真っ最中
菩提樹は仏教三聖木の一つで、この木の下でお釈迦さまが悟りを開いたとされています。
ただインドの菩提樹はクワ科ですが、日本の寺院にあるのはシナノキ科です。
仏教が中国に伝わったとき、インドの菩提樹が育たなかったので、それに似たのを菩提樹としたようです。
花期は短くあっという間に落花してしまいます。この花を見れた人はご遠があったのだそうです。













沙羅
平家物語の冒頭「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」
日本では耐寒性の弱い沙羅双樹は育たないので、夏椿を沙羅双樹として代用しています。









紫陽花