京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

東本願寺のハス淀姫、羊草

2020-06-29 05:36:32 | 2020 花


 東本願寺の南側、塀を囲むように造られている堀は、江戸期に4度の焼失があったことを契機に明治期に設けられた防火用水です。1950(昭和25)年に発生した京都駅の火災で消防ホースを引き込んで、水を調達した記録が残っています。
 この掘に植えられいる蓮が「淀姫」です。
江戸時代に築城された淀城(京都市伏見区)の跡に咲いていた固有種が「淀姫」です。
淀城は明治維新後廃城されますが、現在は本丸や石垣を利用した淀城跡公園になっています。
春この近くの水路は河津桜の名所になっています。





































東、北側の堀には羊草(ヒツジグサ)
睡蓮はもともと外来品種ですが、ヒツジグサは日本原産の水生植物です。
昔から日本に生息し、私たちの生活の中で身近な存在だったのですが、最近は睡蓮のほうが多いように思います。
南禅寺(天授庵、牧護庵)などの寺院でははヒツジグサを見ることができます。













大きな鯉もいます。





東本願寺御影堂













阿弥陀堂





京都駅と京都タワー