京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

昨日の散策ー伏見稲荷大社

2014-12-11 05:28:01 | 京都めぐり

昨日は妻が休みでしたので、二人で久しぶりに伏見稲荷大社にでかけました。
ここは何度となく来ては、お山登りをしています。
私たちの体力には、ちょうどいい散策コースで気に入っています。
正月は参拝者で大混雑しますので、紅葉が終わった今時分にと思っていたのです。
伏見稲荷大社に車で到着したのが、8時半です。


駐車場に着いてまず、目にした横断幕





鳥居と楼門





楼門





外拝殿





女子高校生数名が、「可愛い犬、好きになっちゃう」と言っていたキツネ





ミニ鳥居の絵馬





千本鳥居に向かっていきます、





玉川稲荷社





千本鳥居の入口です。





鳥居を通って行くと、二手に別れます。
どちらを通ってもたどり着くのは同じです。












奥社奉拝所です。





キツネ顔をした絵馬です。
裏に願い事を書いています。





おもかる石です。
石灯籠の頭を持ち上げ、そのとき感じた重さが自分の予想よりも軽ければ、
願いが叶い、重ければ叶わないとする試し石です。











奥社から四辻にさらに登ります。
ずっと鳥居が続きます。





三辻です。














さらに鳥居を通ります。





視界が広がり、京都市内の眺望です。





四辻です。





到着時間





ここから頂上めぐりは、さらに数十分登りますが、私たちはここで終わりです。
まだ紅葉が残っています。





帰り道、ホトトギスを見つけました。





南天も撮影します。






帰り道は、鳥居を奉納された方の名前が見えます。
途中、保育園の子供たちが先生に連れられてお山を登ってきます。
よく見るとまだ紙パンツをつけている子、泣きながらついてくる子もいます。
正直驚きました。保育園の先生は大変です。















途中、紅葉してる木々を見つけては撮影





千本鳥居の入口戻ってきました。





数千本ある鳥居ですが、このお値段は?





一般の方も多いですが、外国人、修学旅行生も多かったです。

千本鳥居の帰り道、お山に配線されているスピーカーから放送が聞こえきました。
「○○高校の○○さん、制服をお忘れです」と。
一瞬耳を疑いましたが、高校生の一人がどこかで制服を脱ぎ忘れたのでしょう。
無事に本人に戻るのを願わずにはおられませんでした。








昨日の散策 法然院~永観堂~南禅寺

2014-12-10 05:41:54 | 2014 紅葉

昨日の散策は、法然院→安楽寺→永観堂→南禅寺のコースとしました。
これは春の桜のときのコースと一緒です。
今はどこも紅葉は終わり、運が良ければ散り紅葉を楽しめるかも知れないと、
若干の期待もこめての散策です。


まずは法然院、茅葺き山門です。
観光シーズンは終わったはずですが、次から次へと訪れる人が絶えません。
○○旅行の団体客がバス二台分、一斉に茅葺き山門をくぐったかと思うと、
瞬く間に立ち去っていきます。
その合間に、外国人、修学旅行生などが山門をくぐります。
紅葉はほとんど散ってしまっています。





白砂壇の上にも落葉しています。





講堂です。










先日まで青苔の上は落葉の絨毯でしたが、きれいに清掃されて、
また美しい青苔の景色となりました。










本堂は法要中で前に進めません。





わずかに紅葉が残っています。
















参道もほとんど落葉しています。





参道に建つオブジェ





次は安楽寺です。
まだ少し紅葉が残っています。































次に向かったのは紅葉の名所永観堂です。
拝観には入らず、境内の散り紅葉を撮影しました。










































最後は南禅寺です。
境内はすっかり落葉しています。





















昨日の散策、嵐山~奥嵯峨鳥居本~広沢池

2014-12-09 05:27:29 | 京都めぐり

寒い日が続いています。
昨日の散策は、嵐山から奥嵯峨鳥居本、広沢池です。

昨日の嵐山渡月橋、嵐山の紅葉も見納めです。





落柿舎と小倉山
















奥嵯峨の街道










京都市嵯峨鳥居本町並み保存館





昔はどこの町家でもあったおくどさんです。





家の中は、鳥居本の模型などが展示されています。










つたやさん





平野屋さん






散策の帰り、広沢池に寄りました。
この池は、周囲 1.3kmほどで日本三沢の一つにも数えられ、
農林水産省の「ため池百選」にも選定されています。
古都保存法の歴史的風土特別保存地区にも指定され、変わらぬ景観となっています。
春は池の周囲の桜がきれいに咲き誇り、秋の月見の名所でもあります。
隣接する北嵯峨の農村風景とともに、私の好きな散策コースの一つです。

池に浮かぶ遍照山の景色を撮影に行ったのですが、池の水が抜かれています。
広沢池の「鯉揚げ」だったのです。





これは毎年12月の京都の冬の風物詩とも言えます。
毎年春に鯉や鮒などの稚魚を1万匹を放流し、今の時期に池の水を抜き、
鯉や鮒などを池から揚げ、地元の人や料亭に販売するのです。










サギもおこぼれをもらいに集まっています。





池の水が抜かれた遍照山の景色



















昨日の散策ー下鴨神社(お石持ち神事)

2014-12-08 05:23:34 | 2014 紅葉

昨日の散策は下鴨神社です。
神社の境内にある糺の森は、賀茂川と高野川の合流点にある原生林で、
東京ドームの約3倍の面積があります。
国の史跡に位置付けられているだけでなく、ご存じのように、
下鴨神社全域が世界遺産に登録されています。
京都の紅葉の名所のなかで、糺の森はおそらく一番色づきが遅かった分、
まだ散り紅葉を楽しむことができます。
当日は「お石持ち神事」に参加される方々が多かったです。

お石持ち神事の幟が立っています。





これは21年に一度の正遷宮の時に、本殿に御祓いを受けた白石を元に戻す神事です。
古代の磐座の再現で、 かつては鴨川から運んでいたそうですが、
現在では糺の森の入口参道から白布に包んで本殿まで持っていきます。






参道を歩きながら、まだ色づきが残る晩秋のような景色を撮影しました。
















河合神社の塀です。






まだ紅葉が残っています。

















母と子の遊び場です。










散策路に入ります。
















鳥居です。





続々と参拝者が訪れます。




















昨日(12/6)の散策、京都迎賓館

2014-12-07 05:37:10 | 2014 紅葉

寒い朝です。
昨日の予報では京都市内も小雪がちらつき、金閣寺もうっすら雪化粧では、
というので、寒いのが大嫌いな私も多少期待していました。
しかし朝、寒いものの雪の気配は全くありません。
それで昨日の散策は、京都迎賓館にしました。
京都迎賓館は京都御苑内の東北、母と子の森に隣接しています。
建物の周辺は、豊かな自然があり、四季を通して散策コースに適しています。





京都の紅葉はほとんど終わってしまいましたが、
まだ晩秋の景色が感じられる数少ない場所の一つでもあります。

母と子の森、晩秋の色づきです。










まだきれいな紅葉が残っていました。





森の文庫です。





背景は京都迎賓館の北塀です。











迎賓館東塀にあります。
















コオロギの里です。











ツワブキが咲いています。






迎賓館南塀にはサザンカの垣根です。











迎賓館正面玄関です。












バッタガ原






銀杏が落葉しています。











京都御所の周囲をランニングしている中学生









昨日(12/5)植物園の終い紅葉、椿など

2014-12-06 13:51:54 | 2014 紅葉

本日2本目の投稿です。
朝、12月初頭に咲いている桜を紹介しましたが、
今の時期の植物園の様子もお届けしましょう。

まずは、終い紅葉です。
半木の池のまわりの紅葉もすっかり落葉しています。
わずかに残る紅葉が、陽射しのなかに照り映えています。























池の周囲はすっかり落葉しています。















フウの紅葉もかなり散ってしまいました。
画像では大きさがわかりにくいですが、かなりの大木です。
















椿園では何種類か咲いています。

絞臘月(シボリロウゲツ)





菊冬至





紅侘助





桃色雪中花





菊月











温室展示室ではポインセチア展が開催されています。
今の時期、クリスマスシーズンの定番花ですね。












初冬の桜、6品種

2014-12-06 05:27:32 | 2014 紅葉

京都の紅葉もすっかり終わり、気の早い私はすでに桜に想いが飛んでいます。
桜は春というのが定番ですが、秋に咲く桜もあります。

紅葉がきれいだった洛北の赤山禅院(11/6)では、紅葉と桜が楽しめました。
咲いていたのは、10月から2月にかけて咲く、寒桜でした。




めずらしい桜と紅葉のコラボも目にすることができました。





そして今回、12月初頭に咲いている桜を探しに、京都府立植物園に行ってきました。
さすがは植物園、期待を裏切ることなく、6種の桜が咲いていました。
紹介しましょう。


まずは冬桜です。
関西の方にはおなじみの毎日放送「ちちんぷいぷい」の番組で紹介されました。










次は、四季桜です。
マメサグラとエドヒガンの交配品種で、秋と春の二季咲きです。





3種目はめずらしい、ヒマラヤ桜です。
ネパールから中国にかけて生育する品種で、桜の原種ともされる品種で、
秋に花を咲かせるのが特徴だそうです。





4種目は、子福桜です。
八重で秋から冬にかけて咲く桜です。






5種目は、十月桜です。
もう散りに入っています。





最後6種目は、アーコレードです。
イギリスで育成された品種で、オオヤマザクラとコヒガンの交配種とのことです。










初冬の桜、いかがでしたか。








大徳寺高桐院の落葉と下鴨神社の紅葉

2014-12-05 05:31:25 | 2014 紅葉

昨日は朝から雨が降り続き、毎朝の散策にでかける気にならず、
一日家の中で読書と決め込みました。
かなり前に読んだ藤沢周平や司馬遼太郎の本を読み始め、
当時と変わらぬ感慨に浸っていました。
コタツに入っていると、ときどきこっくり、こっくりと
舟を漕いでいます。
たまにはこんな一日もよいような気がしています。


本日紹介するのは、一昨日早朝に訪れた大徳寺高桐院の散り紅葉です、
山門です。






いつもは青苔が美しいのですが、落葉に埋まっています。





参道も落葉です。













一部だけ紅葉が残っています。





次に向かったのは下鴨神社です。
ここは色づきが遅かった分、まだ紅葉も残っていました。




























私は毎年、下鴨神社を終い紅葉にしています。
紅葉記事も終了のようです。







昨日(12/3)嵐山渡月橋と常寂光寺の落葉

2014-12-04 05:37:35 | 2014 紅葉

昨日も真冬なみの寒さです。
京都市の最低気温は1.7度、初氷とのことです。
京都の紅葉は、例年より色づきが早かった分、今年は散るのが早かったようです。
特にこの一週間であっという間に散ってしまった感じです。

私は退職後は朝の散策を日課にしていますが、冬の間は午後にずらす予定です。
昨日は昼過ぎに嵐山、嵯峨野を散策してきました。
驚いたのは、平日にも関わらず観光客が多いのです。
特に外国人の方が多いです

嵐山渡月橋
嵐山の紅葉も色落ちが強くなっています。





常寂光寺まで散策です。
常寂光寺の仁王門、すっかり落葉しています。











仁王門をくぐると真っ赤に色づいた紅葉の景色が広がっていたのですが、
今はほとんど落葉しています。





本堂への階段を上がり、京都市内眺望です。






京都タワーも見えます。





庭園も落葉です。
















竹林だけは変わらぬ景色です。






多宝塔付近も大方落葉しています。

















下り道、いつもは青苔から仁王門がきれいなのですが、
青苔の上も落葉の絨毯です。






まだ一部紅葉が残っている木々もあります。





















昨日(12/2)落葉の東寺

2014-12-03 05:44:06 | 2014 紅葉

天気予報通り、昨日は寒い一日でした。
晩秋から一足飛びで真冬になったようです。
その上風も強く、散り紅葉を楽しむ余韻はありません。

毎日朝の散策で紅葉めぐりをしてきましたが、昨日はちょっとお休みし、
インフルエンザワクチンの接種に行ってきました。
いつもはもう少し早い時期に接種しているのですが、
先に肺炎球菌ワクチンを接種したので、少し日をあけたのです。
今年はインフルエンザ流行が早いようです。

昼過ぎに時間ができたので、東寺に足を運びました。
昨年も同時期に訪れ、銀杏がきれいだったのです。

でも今年は既に銀杏も大方散っていました。































西本願寺大銀杏の黄葉

2014-12-02 05:48:22 | 2014 紅葉

本日の2本目です。
京都の紅葉も大方見納めです。
そんななか、西本願寺の大銀杏がきれいに色づきました。
私は毎年、ここの大銀杏を見に訪れ、晩秋の締めくくりにします。
訪れたのは一昨日、日曜日の午後です。



西本願寺は言うまでもなく、浄土真宗の総本山です。
その境内の3本の大銀杏も巨大な建物に負けず劣らず大きいのです。


まず1本目は、阿弥陀堂前の大銀杏です。
背後に京都タワーが写っています。





2本目は御影堂前の大銀杏です。























御影堂門近くの3本目、これも大きいです。






ここの銀杏が散ってしまえば、京都は冬に突入です。
今日からの寒波襲来で、かなり散りそうです。





京都画壇の巨星たち II -文化勲章受章者による日本画

2014-12-02 05:47:30 | 美術・博物館

本日も2本投稿します。
1本目は、久しぶりの美術関係です。
この間、紅葉めぐりが忙しくて、美術館めぐりに時間がとれずにいました。
そんななか、訪れた展示会です。
一昨日まで、堂本印象美術館で『京都画壇の巨星たち II -文化勲章受章者による日本画』が開催(~11/30)されていました。




明治、大正、昭和の京都画壇で活躍し、 さらに文化勲章も受章した、
日本画家から6人、上村松園6点、西山翠嶂3点、福田平八郎8点、
徳岡神泉7点、 山口華楊8点、堂本印象3点の作品が展示されました。






今日まで日本画で文化 勲章を受章した作家は39人います。
そのうち京都画壇では、上記の6人以外に、竹内栖鳳、徳岡神泉、
小野竹喬、上村松篁、池田遙邨、秋野不矩の5人で、
既に「京都画壇の巨星たち」で開催され、好評でした。


今回の展示会も顔ぶれを見ただけでわくわくする作家たちばかりです。


同時企画展として、『 青年印象の意外な視線』も開催されました。
堂本印象が青年期に、花街や温泉街の色香漂 う女性の姿、
文楽や人形浄瑠璃の様子、粋なスケッチや淡彩画など21点の展示です。
印象の若い頃の作品で、印象の完成された作品からは、意外な感じも受けました。











昨日(11/30)紅葉ピーク終了の嵐山と落葉の祇王寺

2014-12-01 11:57:52 | 2014 紅葉


本日2回目の投稿です。
11月の最終の日曜日、嵐山と祇王寺に行ってきました。
今秋、大好きな嵐山渡月橋はたびたび撮影してきましたが、
とうとう、錦秋の嵐山もピークを過ぎました。
山肌の色合いもくすみはじめてきました。










先日(11/27)撮影の嵐山渡月橋




祇王寺に向かいます。


拝観参道の上はきれいに紅葉しています。





青苔の上に落葉した景色
『五十年の 夢とりどりの 落葉かな』(智照尼)
















少し角度を変えて






















青苔の上の落葉絨毯










草庵の屋根も落葉










今日は朝から雨です。
朝の散策もお休みし、散髪や買い物に行ってきました。
明日から寒くなるそうです。
皆様がたもお気をつけください。






昨日(11/30)見頃終了の南禅寺、天授庵、南禅院の紅葉

2014-12-01 05:23:48 | 2014 紅葉

昨日11月最終日の朝の散策は、南禅寺と天授庵にしました。
着いたのは朝の8時過ぎでしたが、すでに多くの観光客がいます。
私は南禅寺の紅葉もそろそろ終盤と思って行ったのですが、
境内の様子は一部紅葉が残っていますが、大方見頃終了でした。

前回訪れた11月19日から後半三連休がピークだったようです。

三門前です。
まだ色づいているのがありますが、落葉感があります。
















法堂前です。





散り紅葉が絨毯のように、青苔に降り積もっています。











大方丈入口前です。










水路閣です。





天授庵に入ります。
入口です。





庭園に入るくぐり門を通ると目にする景色
紅葉が写りません。





本堂前庭、東庭です
ここもほとんど落葉しています。















南庭にまわりましょう。










かなり落葉しています。
青竹だけは変わらぬ美しさです。





池の周囲もすっかり落葉してしまいました。





池のなかに落葉






























書院の中から南庭を撮影します。





最後に南禅院も紹介しておきましょう。
ここは色づきが遅かったので、まだ見頃最終です。









































本堂中から見えた景色です。





明日の寒波で南禅寺もほとんど落葉してしまいそうです。
これからは冬景色の南禅寺となり、静寂が戻ってきそうです。