道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

汚濁は必然

2024年02月20日 | 人文考察
政治の歴史を顧みれば、この世に清廉な政治が行われた験しは、殆どなかったと理解していて好いのではないか。人には程度の差こそあれ欲望があり、富と地位への執着がある。誰が政を行おうと、権力の側に在る人たちが、人性に具わる欲動から縁を断つことなど出来ないだろう。法律や制度を作って、政治の組織が恣意的になったり腐敗するのを防ぐのが精一杯。政治家個々人に、生まれつきの欲動を抑えるよう倫理やモラルを求めても無駄 . . . 本文を読む
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