道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

フォロー返し

2019年07月31日 | 人文考察
ネットのことは可及的ドライに済ませたい考えで、メールなども、旧来の書簡の作法形式に囚われず交信出来ることを何よりも欣んで利用している。筆不精の私が手紙好きに変われたのは、偏にメールのお陰である。ネットの恵みである。書簡の形式に囚われず自由に手紙が出せる解放感は、中学生の昔から願っていたものだった。迂闊にも無知にも、SNSにフォロー返しという美風良習があることを知らなかった。洵に愧しい。日本社会に在 . . . 本文を読む
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シロバナカヤツリ

2019年07月29日 | 自然観察
26日に当ブログで、梅雨明けの判断が慎重になっている意味の記事を投稿した。2日後の28日、名古屋地方気象台は東海地方が梅雨明けしたとみられると発表し、その報が今朝の新聞に載った。昨年より19日、例年より7日遅かったそうだ。待っていればよかった。アサガオが待ちきれずに咲いていたのでつい焦れてしまった。それにしても、日本の気象には、何か微妙な変異が顕れてきたように素人には見える。現代人は情報依存に陥っ . . . 本文を読む
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夏らしくなったが

2019年07月26日 | 随想
学校は夏休みに入った。セミは盛大に鳴いている。子供達は虫捕りや魚捕りに忙しい。なのにNHKのニュースは、梅雨が明けたと伝えない。ハッキリした発表を聴いた人はいるのだろうか?毎年梅雨明けはウヤムヤにされている。戻り梅雨への懸念の方が、優先されているのではないか。全地球の気象状況が居ながらにして一目瞭然に見えるようになってみると、列島各地の梅雨明けを、昔のように明言してよいものかどうか、気象専門家には . . . 本文を読む
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サルの跳梁

2019年07月25日 | 人文考察
先日、朝日テレビの「めざましテレビ」で、浜松市天竜区二俣の市街地にサルが30匹も出没することを伝えていた。住宅地や商店街を我が物顔に歩き回り、中には畑のカボチャやナスを奪う個体もいる。レポーターが興奮して実況報道していたが驚くには当たらない。 浜松市の市域面積は、全国ランキング2位(1位は高山市、3位は日光市)で、これは平成の大合併の際に、政令指定都市に成るための人口要件を満たす必要から . . . 本文を読む
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宇佐神宮

2019年07月23日 | 歴史探索
1.宇佐神宮を訪ねるまで日本の神道の始原は遠く縄文・弥生の自然神信仰の時代に遡る。その頃は山や島そのものを神体として崇め、神は磐座や樹木など依代に一時的に臨在すると考えられ、社殿・鳥居などの建造物は一切なかった。 神話と伝承の古墳時代になって始めて、鳥居らしきものが現れたが、まだ社殿は無かったらしい。仏教が伝来し、仏が人の形をして人格をもつ存在と知った上代の人々は、初めて神も人格ある存在と考え、神 . . . 本文を読む
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