前日に続き、早朝川沿いを佐鳴湖まで往復した。直近の橋を過ぎると、まずカルガモに出会った。
フェンスのヒルガオが目を惹いた。
嬉しいことに、トンボの生き餌釣りに必須のアイテム、メナモミが、なんとか生育してた。
野遊びのトンボ釣りは、餌のチビドリ(チャバネセセリ)と竿にするメナモミのどちらも激減し、獲物のトンボも少なくなった。復活は難しいかもしれない。
2kmほど歩いて河口に架かる . . . 本文を読む
ここ旬日の猛暑に恐れをなし、散歩などもっての外と歩くことをやめていた。早朝の涼しいうちならよかろうと思いなおし、いつもの川沿い散歩道を歩いてみた。 ヒルガオの花がネットフェンスに絡み咲いていた。アキアカネの先兵だろうか、5、6匹飛翔している。たった1匹だが、シオカラトンボにも会った。
何年か前、佐鳴湖のマコモの自生状況を調べたことがある。極く僅かしか遺っていなかった。マコモはアシより水 . . . 本文を読む
この猛暑の1週間、全国でほぼ1万人が熱中症で救急搬送され、12人が亡くなったという。
テレビでは、どこの局のアナウンサーも気象予報士も、口を開けば「こまめに水を飲んで」とか「こまめに体を冷やして」と、揃いも揃ってオウムのような、ひとつ覚えの決まり文句を連発している。
声がけをすれば、1人でも2人でも、熱中症から救えると盲信しているかのようだ。真剣に熱中症から人を . . . 本文を読む
大阪出身の作家、田辺聖子のエッセイに屢々登場する「カモカのおっちゃん」をご存知だろうか?何となくユーモラスな響きがある。作品の中で、田辺は夫を「カモカのおっちゃん」と、親愛の情を籠めて呼び慣わしていた。彼女の世代までの関西では、「カモカ」という得体の知れない魔物を知る人々がいたようだ。
田辺聖子と三周りも齢が違う明治生まれの私の祖母は、故郷の福井県嶺北地方の伝説や逸話を幼児の私によく聴かせて . . . 本文を読む
流鏑馬という、各地の有力神社で毎年奉納 される、人馬一体の勇壮かつ華麗な馬術を、昔から一度は観たいと思っているが、今だに実現していない。ユーチューブで動画を見たり、ピンタレストで画像を探して我慢している。過日、流鏑馬の画像を何気なく見ていたとき、騎手の装束の被り物に、違いがあることに気づいた。後日調べて、流派により被り物が違うことを知った。騎乗の射手の被り物は、ほぼ三種類に分かれる。①綾藺笠(あや . . . 本文を読む