キキョウが咲いた。八月まで花を咲かせ続けるだろう。目下栽培している植物の中では、最も長く咲く草花だ。一般的にキク類の植物は花期が長いように思う。
花もちのよい花とわるい花があるのは、他の花との競合や、媒介する昆虫の発生時期など、授受粉の関係で差異が生じるからだろう。自然の摂理の精妙さには驚くほかはない。
シラサギカヤツリは北米南部原産の抽水植物で、シラサギを模したように見える部分は花弁 . . . 本文を読む
神奈川県逗子市の90歳の女性が、乗用車を運転して赤信号を無視し、道路横断中の人や歩道にいた人を4人はね、うち1人が亡くなった。['18.05.28の報道]
通り魔に遭ったような無惨な結果の事故に、高齢者が引き起こす交通加害の怖しさを痛感した。
人口に占める高齢者の割合が増えるにしたがい、高齢者の運転する車の事故も増加の傾向にある。
身体能力の劣化を認め . . . 本文を読む
地植えの桑の実がたわわに実っている。収量が頗る多いのは、驚くばかりだ。
ヒヨドリはこれが好物で毎朝大騒ぎ。収穫は彼らと分け合っているが、毎朝ジュースを飲みジャムを食べても、毎日結実する数が上回る。
英語ではmulberry(マルベリー)というらしく、横文字の商品名で流通している。
果実は赤から黒紫色に変わり、完熟すると黒く見える。それを食べるのだが、生の味はやや青臭みがあって、ブ . . . 本文を読む
「ヘビイチゴ」が駐車場の隅で実を着けていた。黄緑色の複葉と匍匐茎の存在を知らずにいたのだが、転々と赤い実が太陽の光を受け光っているのを見て、ヘビイチゴと気づいた。
植物の和名には、その植物に失礼な名前がある。
その筆頭が「ヘビイチゴ」。ヘビから連想して毒もないのに「毒イチゴ」と嫌われている。「触ってはいけません!」と云われて育った人は多いだろう。食べても不味いらしい . . . 本文を読む
関ヶ原駅への下車は最近3年で3回目、昨秋の2回目は冷雨と風に祟られ、関ヶ原の史跡探索どころではなかった。
今日は五月晴れに恵まれた。伊吹山には一片の雲もなく、捲土重来、満々の意欲で中山道3宿を歩く。
①〈関ヶ原〉関ヶ原には大きな歴史事跡が2層に重なっている。第1層は「壬申の乱672年」における不破道封鎖。第2層は「関ヶ原の合戦1600年」。
歴史を探るとなると、時代区分を混ぜこぜにして史 . . . 本文を読む