ドアを開け外に出ると、満天に星が煌めいていた。まだ早春の夜明けだが、手袋が無用に思えるほど外気は暖かい。一昨年秋以来毎月通っている近江歴史探索行、正月は休んで2ヶ月ぶりなので心と足が弾む。橋を渡り坂を登って台地の上に出ると、東の空が白み始めていた。この時刻、駅へ行くバスはまだ動いていない。暖かさに誘われるままに、駅まで約4kmの道のりを歩いた。
今回の探訪地には安土を選んだ。安土は見どころが . . . 本文を読む
いつもの散歩道を吹く空っ風は身を切られるように冷たいが、時に一瞬熄む時がある。その時に感じた陽光には、ひと月前と違う温もりが籠っていた。厳冬期には姿を見せないカルガモたちも、今日は落ち込み下の浅瀬に5羽が遊弋している。
数日前から北陸の豪雪の報道がテレビで繰り返し映し出されている。国道8号線の千台を超える大渋滞はトップニュースだ。37年ぶりの豪雪だという。 日本海から坂井平野に . . . 本文を読む
酒の種類によって、気分や感情の刺激に違いがあることを、イギリスの研究者が世界21ヶ国約3万人(18〜34歳)のアンケートに基づく調査によって証明した。米国在住の内科医大西睦子氏が、雑誌「選択」2018年1月号の連載「不養生のすすめ」の中で、「酒の種類で変わる酔い方」として紹介している。長い飲酒の習慣で、なんとなく気づいていたことが、単なる気のせいではなく客観的な事実だったとわかって嬉しい。調査 . . . 本文を読む