以前のエントリー「歩行クロック」で、人間は歩行のテンポをカウンタクロックにして、脳を働かせるように進化して来たとの陋説を披瀝した。それより速すぎても遅すぎても思考力は落ちるというものだ。以後それが妥当かどうか、様々な場で観察を重ねている。散歩が脳の活性化に有益なことは既に書いた。乗り物でも、通勤電車が発する振動音は、レールの継ぎ目を車輪が転がり通過で発生する周期で、これは歩行クロックに近い振動だか . . . 本文を読む
新たな台風18号が生まれたとか。今朝は曇り空だ。視力が良く生き物に目敏い同伴者がいると、散歩で見つける動植物が増える。川には鵜もカルガモも居た。スマホではクローズアップできなかったが、カワセミも姿を見せた。飛翔していないと、見つけにくい鳥だ。アオサギもいたが、カルガモの雛を丸呑みすると知って以来、被写体にしていない。川岸には、ホシアサガオが咲き誇っていた。 . . . 本文を読む
今朝の散歩は、初っ端朝焼けに目を奪われた。歩き始めて西の方を見ると、何と虹が出ている。上空に水滴の粒子が多いのだろうか?天気が悪化に向かう兆しに違いない。昨日は植物を観察しながらだったので歩行が遅かった。今日はまっしぐらに、公園に近い「であい橋」に向かう。ロマンスの花の咲きようもない無骨な鉄橋だが、この橋ができてかれこれ10年、毎日100人ぐらいの人が往来するだろうから、ひょっ . . . 本文を読む
涼しくなったので、夏の間サボっていた川べりの散歩を再開した。この川は佐鳴湖畔まで往復2km、朝食前の散歩にはちょうど好い。そういう時期なのか、川面に水鳥の姿が無いのが寂しかった。しかしそれを補って余りある草花が、川岸に妍を競って咲いていた。雑草と呼ばれる草たちだ。「雑草という草は無い」と語ったのは、牧野富太郎博士だと聞いているが、この雑という言葉は、音も意味も性質が良くない。雑草 . . . 本文を読む
県西部の〈青崩れ〉について記事を書いたので、県中部の安倍川上流〈大谷崩れ〉にも触れないと片手落ちになる。静岡県には大規模な崩れ、つまり崩壊地が3つある。トップは富士山の〈大沢崩れ〉。これは新幹線の車窓からも見えるので、広く世に知られている。火山噴出物が堆積した斜面は崩れやすく、富士山のような美しい円錐火山ができたのは、あの崩れる作用が大きい要因となっている。残る2つのうちの1つは既に投稿した〈青崩 . . . 本文を読む