ここ旬日の猛暑に恐れをなし、散歩などもっての外と歩くことをやめていた。早朝の涼しいうちならよかろうと思いなおし、いつもの川沿い散歩道を歩いてみた。
ヒルガオの花がネットフェンスに絡み咲いていた。アキアカネの先兵だろうか、5、6匹飛翔している。たった1匹だが、シオカラトンボにも会った。
何年か前、佐鳴湖のマコモの自生状況を調べたことがある。極く僅かしか遺っていなかった。マコモはアシより水質汚濁に弱いのだろう。
アシは丈が高く、群落の中を見通せないが、マコモは草丈が低いので、水面も水中もよく見える。汀の植生としては、この草の繁殖が望ましい。全国的に自生のマコモは激減している。各地の水郷の景観は大丈夫だろうか?
そんなことを考えていたら、初めて都々逸らしきものを思いついた。
【真菰隠れのあやめ(菖蒲)に惹かれ 澪に棹さすさっぱ舟】
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