道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

夏到来

2018年07月10日 | 随想
フェンス越しに見える、土手の草叢の丈は高く勢いがある。対岸の家々の垣根の緑も濃くなった。その先の台地の端を覆う林の中から、蝉の声が絶え間なく湧き起こっている。林の上の空には紛う方なき夏の雲。自然の生命力が最も強く感じられる季節になった。  同じ青空の下に展開する西日本豪雨の被災地の惨状は、視るに堪えない。犠牲者の中に、数多くの稚い命があったことが口惜しい。被災の時間帯が就寝中だ . . . 本文を読む
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