明け方から降り出した雨の中、数日前の新聞に今が見頃と出ていた大蛇藤を、行き当たりばったりコンビで見に出かける。
日頃の行いがいいのか、だんだん空は明るくなり雨がやんできた。
物部ダム手前からの29号線、香我美町舞川までのくねくね山道はとても狭く、到着までの一時間あまりずっと緊張状態。
こんな日に出かける物好きも居ないだろうと思っていたのに、9台の車と行き違い
あと6キロの標識が出てからしばらく走って・・・次もあと6キロ・・・山道の表示くらい当てにならないものはないんだなあ。
やっと駐車場に到着。
おー、物好きがたくさんいた。
幹の大きさが1メートルほどの杉に巻きついた藤は、樹齢300年ほどで電線を超える高さ。
この姿が大蛇のようでついた名前が大蛇藤。
そばを流れる舞川の淵に大蛇がすんでいたという伝説もあるそうだ。
以前訪れた時に感激した廃校になった学校は、変わらずの姿。
ここはキャンプ場になっていて、3棟ある一応定員6人のログハウスは一泊6000円。
たまに猪君が遊びに来たり、鹿、カモシカなども見られると、近くで作業していたおじさんがログハウスの中も見せてくれながら話してくれました。
帰路はおじさんに教えてもらった野市線で。
距離はあるかもしれないけれど、こりゃ楽だ。
手書き案内板のところで「私もいろんな道を走ったけど、こんな大変な道は初めてやった」と言ってた女性は、どのコースを選んだかなぁ。