人づてに聞いてその存在を知った、断崖絶壁に建つ「聖神社」に出かけた。
前もって調べたブログの情報(2011年)によれば、道を見失わないように、登山靴で、足元断崖、と緊張する言葉が並んでいた。
高知県越知町越知橋手前を大樽の滝方面に入り、県道18号線をひたすら走り、→大屋敷の表示が出てきたら左、小日浦集落を目指す。
聖橋左に看板。
ここから雄大な景観の渓谷に沿って登っていく。
鼻をつままれても分からない真っ暗な坑道を通り抜けたり(あとで懐中電灯があるのに気がついた)
3人で渡らないないようにと注意書きのあるつり橋を渡ったり
梯子あり鎖ありの、さながらフィールドアスレチックのような参道を登ると
岩陰の狭い不安定な斜面に建つ、不動明王を祀る「聖神社」についた。
石像に刻まれた年号などから江戸時代後期くらいまでは遡れるそうだが、いつごろ何のために築いたのかわからないという謎の神社だ。
整備の進んだ参道は登りやすかったのですが、対面の山道は枯葉が滑りやすく、20センチほどの細い箇所は注意が必要。
でも、ここから見る「聖神社」は苦労して登ったかいがあるというもの。
いやはや、すごいところに建てたものだ。