NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

親知らず抜歯

2015-06-01 19:20:37 | 雑記
おー、いてぇ。
今の気分はこんな感じです。
大江健三郎の『キルプの軍団』で、主人公のオーちゃんがずっこけたときに言うセリフです。

今日は午後有給を取って、東京女子医大病院で右下の親知らずを抜いてきました。
本当は5月中に抜きたかったのですが、予定が合わずこんな時期になったのでした。 少しだけ出ている親知らずが虫歯になったため、仕方なく抜くことにしたのです。
正直、抜歯には怖いイメージしかありません。
特に下の親知らずの抜歯は口腔外科ではないと処置できないものが多く、僕の場合も親知らずが真横に生えているどころか、根っこが顎の神経にぶつかっている可能性もあり、通っている歯医者では手に追えず、東京女子医大病院口腔外科を紹介されたのでした。
事前に親知らずの抜歯について調べれば調べるほど怖い情報が載っていて、恐怖が増すばかり。
東京女子医大病院の外来棟は想像とは違って綺麗だったけど、待合室で待っているときのドキドキといったらもう、言葉では言い表せません!
今回抜歯を担当してくれたのは同じ年ぐらいの男性の医師。
歯茎を切開して、骨を削って、歯を分割するから、術後は相当腫れるし、痛みも出ると言う恐怖の説明をしてもらって、ついに手術開始!
口の部分だけ穴が空いているガーゼで顔が覆われていたからよく分からんかったけど、麻酔のおかげで痛みはほとんど生じず、30分ほどで手術も終了しました。
噂では1時間ぐらいかかるとされていたから、これには拍子抜け。
歯茎の切開なんて全く分からなかったです。
ただ、歯を削る音は、これまで聞いた音とは明らかに異質の音で、医師に歯を押される感じも初めての経験でした。
今日まで右奥にあった親知らずは、見事に6分割されていました。
今のところ、顎の神経損傷に伴う痺れは生じていませんし、思ったよりも顔は腫れておらず、抜歯によるジンジンとした痛みがあるだけです。
口腔外科という響きにビビりまくりでしたが、医師も頑張ってくれたようですし、とりあえず安心です(但しドライソケットには注意したい)。

実は、今回手術に踏み切ったのは、奥さんが出産を控えていることにも関係します。
これから奥さんが出産という大変な経験をするというのに、たかが歯を抜くことからも逃げている自分が恥ずかしかったのです。
いい経験になりました。
とりあえず完全埋没している左下の親知らずは、痛くなったら抜くことにします(結局逃げてる)。


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