日曜の夜はまったりモード
今日は日中、予備校で勉強していたんですが、
母が昼を食べよう!と誘ってきたので、
香港料理屋『糖朝』に行ってきました。
結構並んでいてびっくりしたんですが、
あんかけ焼きそばや大根餅など自分の好物を堪能し満足
聞けばこの店は有名な店らしいです。
グルメ常識がない自分にはいい勉強になりましたね。
それにしても今日は予備校で誰にも会わなかったな
書くことがないのでアカデミー賞について書きます。
題してアカデミー賞について②!
アカデミー賞授賞式まであと2週間となりました。
で、今年一つ注目しているのが、
クリント・イーストウッドが監督賞を受賞するかです。
本当はマーティン・スコセッシに受賞して欲しいものの、
やはりクリント・イーストウッドが受賞すれば3度目の監督賞受賞ですからね、
楽しみです
で、それが何だというと、
過去に監督賞を3度以上受賞している監督は3人いるんです。
名を挙げると、
ジョン・フォード、
フランク・キャプラ、
ウィリアム・ワイラー、
の3人です。
これらの3人に共通することは・・・、
まあなんてことないんですが、皆僕が大好きな映画監督であるという点です
今日は彼らについて!
まずはジョン・フォード!
アカデミー賞史上最多となる4度のアカデミー賞監督賞を受賞している名監督で、“西部劇の神様”とも呼ばれています。
ジョン・フォードのトレードマークは黒サングラスなんですが、
黒沢明はジョン・フォードに憧れてサングラスをかけていたとも言われています。
僕は中学から高校にかけてよくフォード作品を観ていたんですが、
「駅馬車」は自分のベスト10に入っている作品だし、
「アパッチ砦」、「黄色いリボン」、「リオ・グランデ砦」の“騎兵隊3部作”や、「荒野の決闘」、「3人の名付け親」、「捜索者」と言った男気溢れる映画も印象に残っています。
ヴィクター・マクラグレンやワード・ボンド、モーリン・オハラ、ベン・ジョンソンと言った名優はフォード一家と呼ばれています。
うーん、渋い
続いてはフランク・キャプラ!
1934年、1936年、1938年に3度アカデミー賞を受賞しています。
ユーモアある映画を描かせれば一級の監督で、
第二次世界大戦では陸軍中佐として活躍したという異色の経歴も持っています(ちなみに先述のジョン・フォードは海軍少佐としてドキュメンタリーを作っています)。
1939年の「スミス都へ行く」は、ジェームス・スチュワートの熱演もあって物凄く好きな映画です。
「毒薬と老嬢」や「素晴らしき哉!人生」と言った作品も映画ファンならば必見でしょう。
あとキャプラは94歳まで長生きしました。
あらゆる意味で凄い監督ですね。
そして最後はウィリアム・ワイラー!
ウィリアム・ワイラーもキャプラ同様3度監督賞を受賞しているんですが、
ワイラーの場合、
「ミニヴァー夫人」(1942年)、
「我らの生涯最良の年」(1946年)、
「ベン・ハー」(1959年)
で監督賞ばかりか作品賞も受賞しているから凄いです。
そしてあらゆるジャンルを作れる万能の監督でもあります。
「偽りの花園」、「女相続人」、「孔雀夫人」では女性映画を、
「嵐が丘」、「ベン・ハー」では史劇・文芸大作を、
「西部の男」、「大いなる西部」では西部劇を、
「黄昏」、「ローマの休日」では恋愛ドラマを、
「探偵物語」、「必死の逃亡者」、「コレクター」ではサスペンスを、
「ミニヴァー夫人」、「我らの生涯最良の年」ではヒューマンドラマを、
「友情ある説得」、「噂の二人」では社会的な映画をと、
書いてるだけでもその幅広い作りようが分かるでしょう。
しかもどの作品も上質に仕上がっていて、舌を巻くばかり
本当に偉大です。
淀川長治の本では、ワイラーが下ネタ話して奥さんに叩かれたというエピソードも載っていたのは意外でした。
お茶面な一面もあるんですね。
というわけで、以上の3人は本当に凄い監督ばかりだから、
俳優出身のクリント・イーストウッドが彼らの仲間入りを果たせるか興味ありますね。
長々とすいませんでした。
好きな映画・監督について書き出すと止まらない自分がいます
本当はもっと書くことがあるんですが、今日はここらで。
今日一番聴いた曲:Livin’on a prayer/BON JOVI