NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

ミッドナイト・イン・パリ

2012-05-28 21:08:12 | 映画
今日帰宅したら、閉めっぱなしの部屋がジメーッとしていた。
つい先日桜が咲いたと思っていたら、そろそろ梅雨か。
辛い繁忙期だが、時が経つのは意外に早い。

今年は忙しいと言いながら、先日今年100本目の映画を鑑賞し終えた。
鑑賞本数が全てではないが、観た映画を手帳に記録していると、観た本数を必然的に意識してしまう。
そんな記念的な100本目の鑑賞映画は、ローナ・ミトラ主演の「ドゥームズデイ」だった…。
「マッドマックス」と「バイオハザード」を混ぜたような変な映画だった。
引き続き時間を見つけて映画を楽しんでいこうと思う。

ウディ・アレンの「ミッドナイト・イン・パリ」(2011年、アメリカ映画)を観てきた。
一昨日から公開の、ウディ・アレンの新作で、2011年度アカデミー賞脚本賞を受賞した作品だ。
「世界中がアイ・ラブ・ユー」以来となるパリロケを敢行したこの映画は、パリの魅力を十分すぎるほど味わえる素晴らしい映画であった。
売れっ子の映画脚本家が、パリ旅行中、0時の鐘とともに1920年代のパリにタイムスリップするという話。
そこには数々のパリを愛した偉人がいて、1920年代のパリに憧れる主人公には贅沢すぎる至福のひと時を過ごすのだが、その理想と現実の描き方が絶妙で、パリの名所や脇を固めるオスカー俳優達の共演に、僕ら鑑賞者までもが贅沢な一時を過ごせてしまう。
ウディ・アレンと言えばニューヨークであるが、3年前に公開された「それでも恋するバルセロナ」のバルセロナや、「タロットカード殺人事件」・「マッチポイント」のロンドン等、最近はヨーロッパを舞台にした作品も多い。
最近は「ヒューゴの不思議な発明」や「アーティスト」等のように過去に回帰する作品が多い気がするが、その素朴な発想に心癒されるのである。
先日紹介した、池波正太郎の『映画を見ると得をする』でも触れられたように、この映画はパリを十分に堪能できるし、主人公の考え方の変化も妙に共感でき、映画を見ると得をする要素が見事に織込まれている。
余談であるが、上記の「ドゥームズデイ」でも流れた“Can Can”が劇中に使われていて、その偶然にもビックリした(全然違うシチュエーションだが)。
浅はかな感想であるが、久々にパリに行きたくなってきた!
評価はちょっと甘めであるが満点の《》としておく。
予告編もいいし、かなりおススメの作品である。

今日一番聴いた曲:Eagle fly free/HELLOWEEN

『パラレル』

2012-05-27 18:03:29 | 
昨日書いたように、今日はTOEICを受験してきた。
全然勉強時間を確保できない中での受験。
リスニングが過去最悪に出来なかった…。
勉強時間を確保できていなくても、『ラジオ英会話』を毎日聴いているから何とかなるかと思っただけに、全く歯が立たなくて残念だ。
とりあえず年内スコア800を取るべく、戦略を立て直すしかない。

先日今野敏の『パラレル』を読み終えた。
今野敏は刑事小説で知られる作家で、実は読むのは初めてである。
刑事小説好きとして当然にチェックしておくべき作家であった。
若者3人を襲う殺人事件が頻発、しかし被害者は外傷がまったくなく、事件は意外な展開を見せていく…という話。
解説によれば、この本は今野敏の小説に出てくる登場人物が集結した本だそうで、美味しいところを堪能できるらしい。
しかしびっくりしたのが、ミステリーにオカルトを持ち込むことだ。
ちょっと反則かなぁとも思ってしまう。
それでも最後まで読み応えあったし、今野敏自身武道に精通しているらしく、武道のシーンはリアルだった。
今までに読んだことのない種類の刑事小説だったから新鮮で良かった。

小さな幸せ

2012-05-26 20:30:27 | 雑記
今日は何だか身体がだるく、昼過ぎまで横になっていた。
明日はTOEICだが、全然勉強できていない。
どうなってしまうんだろう。。

今週月曜の金環日食は、雲がいい感じのカーテンになってくれて肉眼で見ることが出来た。
隣の小学校の校庭には凄い数の人が集まっていたし、道行く人も結構見ていて、色々な所で盛り上がっていることを実感。
日食の瞬間には空が少しだけ暗くなったのが印象に残っている。
歴史的な金環日食を無事見ることが出来て一安心だ。

今週電車に乗っていたら、斜め前に立っていた女性が急に倒れ、緊急停車する場面に遭遇した。
その際、周りにいた方たちの介抱と処置に少し感動してしまった。
今後二度と会うことがない人同士の結束を見ると、人間て素晴らしいなぁと思った。

先日銀行で金を下ろした時に新札が出てきた。
来月の友人の結婚式のお祝儀で使うお札に困っていた中での新札登場だったからホッとした。

最近あまりいいことがない中でのいい場面や小さな幸せに、心から癒された一週間であった。

今日一番聴いた曲:徒然モノクローム/フジファブリック

別離

2012-05-20 17:42:19 | 映画
うーむ、手遅れか。
明日の金環日食を見るために専用グラスを買いに行ったが、ことごとく完売。
興味を持ち始めたのが先週からだったのがいけなかったか…。
明日はチラッと太陽を見ることにしよう。

旭天鵬が優勝か。
史上初の平幕同士の優勝決定戦を制し、37歳での初優勝は立派でしょう。
旭天鵬は日本国籍を有しているらしいが、やはり日本出身力士に優勝して欲しかった気もする。
来場所以降に期待だ。

昨日「別離」(2011年、イラン映画)を観に行った。
2011年度アカデミー賞外国語映画賞を受賞した映画だ。
イラン映画は、アッバス・キアロスタミという大物監督がいるが、5年ほど前、BSのイラン映画特集で放映されていた「こんなに近く、こんなに遠く」のインパクトが凄く、今回の「別離」を観て、イラン映画も良い映画がまだまだあるなぁということを改めて感じた。
イラン人家族とその家政婦家族を描いた映画で、音楽もほとんど使われず、リアルな描写に圧倒された。
イラン人の一般市民の暮らしぶりや宗教観など、淡々と描いているだけなのだが説得力がある。
そしてイランの街並みや裁判所、病院等も詳しく観ることができる。
アカデミー賞が、派手さよりも説得力も持つこういう映画に外国語映画賞を与えたことは評価に値すると思う。
評価は《》としておく。
それにしても昨日は渋谷のル・シネマに映画を観に行ったのだが、この映画館。
10年前にチャン・イーモウの「至福のとき」を観に行って以来久々だということに気が付いた。
銀座のシネ・ラ・セットや恵比寿ガーデンシネマ等がなくなる中、まだまだこういう単館上映館が残っていることが嬉しい。

バタバタ

2012-05-19 16:54:50 | 雑記
今週はバタバタな一週間であった。
週初めはタクシー帰りを含む深夜帰りが連続し、木曜朝には東海道線の人身事故に巻き込まれて一時間以上の遅刻と、中々疲れる一週間であった。
しかし、昨日は定時に終了。
大変な一週間が平穏に終わるとホッとする。
引き続き繁忙期を頑張るしかない。

大相撲夏場所が凄いことになっている。
久々に日本人力士の優勝を見られるかと思ったら、稀勢の里がまさかの失速。
久々に3人以上による優勝決定戦を見られるかもしれない。
なんとしても日本人力士に頑張って欲しい。

先日、推理作家の吉村達也の訃報を知って驚いた。
吉村達也は昔からよく読んでいる作家で、ストーリー展開はそこまで凝っていないが、読みやすい文体でお気に入りの推理作家の一人である。
今日地元の図書館に行ったら、吉村達也コーナーまで作られていた。
結構前にTOEICで900以上を取ったということで、TOEICに関する本も出していた。
おススメは『トリック狂殺人事件』。
久々に読みたくなってきた。
ご冥福を祈ります。

そういえば最近全然映画の感想を書いていないな。
100本以上の映画の感想が溜まっているので近々まとめて投稿しようと思う。

『映画を見ると得をする』

2012-05-13 17:42:02 | 
昨晩は先月結婚した友人を祝う会に参加してきた。
その友人とは大学時代のサークル仲間であるが、一年前に飲んだ時は結婚する気配がなかったから、結婚すると聞いて驚いたのは言うまでもない。
結婚式の類には興味がなさそうな彼らしく、結婚式を行わないということで、友人が夫妻のために結婚パーティーを開催してくれたのだった。
思えば彼との出会いは11年前の4月に遡る。
初対面の時は無愛想な奴で絡みにくいと思ったが、いつの間にか仲良くなっていて、大学生の時はよく彼の家に入り浸っていたものだった。
「蝶の舌」や「テルミン」、「千と千尋の神隠し」等映画も結構観に行った。
そんな彼が結婚するのは感慨深い。
昨晩も相変わらず毒のあることを言われたが、無愛想ながらこんなに多くの人に祝われるのも凄い。
一人一人の一言メッセージや胴上げ等大変盛り上がり、温かい会であった。
末永くお幸せに!

友人の結婚祝い会に出て、友人と一緒に観に行った「テルミン」に使われていたTHE BEACH BOYSの“Good Vibrations”を思い出した。
古い曲であるが、青春の一曲であるのは間違いない。

ちょっと前になるが、池波正太郎の『映画を見ると得をする』を読み終えた。
書かれている情報は古いが、映画狂“シネマディクト”である池波正太郎の映画への想いが綴られた熱い一冊だ。
映画は様々な人生や史実を観ることができるし、本や美術、音楽等様々な芸術に関係してくる総合的な芸術だ。
映画っていいなぁと改めて思った。
僕もシネマディクトを自称できるよう、もっともっと映画を楽しんでいけたらと思う。

今日一番聴いた曲:Good Vibrations/THE BEACH BOYS


トルコ

2012-05-12 16:26:09 | 雑記
久々に土曜日をゆっくり過ごせている気がする。
そしてやっと9時間定時が終了。
まだまだ繁忙期は続くが、7時間定時に戻るだけで気は休まる。
でも早く繁忙期が終わって欲しい。

先日実家に帰った時に旅行のパンフレットを読んでいて、この夏に旅行をする場所が決定した。
行く場所はトルコ!
しかも初トルコだ。
先週まではシドニーに行く気満々だったので突然の方向転換であるが、トルコはイスタンブールやカッパドキア、パムッカレ等世界遺産の宝庫だし、以前から行ってみたかった国だったため、トルコに行くしかない!と考えた次第である。
去年は香港・マカオ、カンボジア、北京とアジア圏にしか出かけていなかったため、ヨーロッパ圏(アジア圏でもある気がするが)に行きたかったというのも理由の一つだ。
今週、後輩と2人で新宿のトルコ料理屋にランチを食べに行ったが、さすが世界三大料理の一つだけある。
美味しかった!
世界遺産・料理と見どころがたくさんありそうなトルコに行くのが本当に楽しみだ
まずはアタトゥルク国際空港からチェックしよう
そしてモーツァルトの“トルコ行進曲”でも聴いておこう

『坂道のアポロン』

2012-05-06 21:29:27 | 趣味
この連休は珍しく天気が悪かった。
いつもの連休は嫌味なぐらい天気が良くて、こんな良い天気の日に仕事なんかやってられるか~!という感じだったが、天気が悪い中で仕事をしてもテンションが下がるわけで、結局は天気に関係なく連休中の仕事は嫌だ!という結論に落ち着いた。
どうでもいい結論だが…。

『週刊文春』を読んでいたら、“大人向け漫画ベスト10”みたいな特集をやっていて、第6位が『坂道のアポロン』だった。
この『坂道のアポロン』。
現在ノイタミナで放映中のアニメで、原作がここまで評価されているとは知らなかった。
1966年の長崎県を舞台に、ジャズに魅せられた男子高生2人とその恋模様を描いたアニメであるが、これが中々雰囲気があって、久々に「キタ~」的なノイタミナ作品なのである。
1966年という時代とジャズ、素朴な学生の想いが見事に融合した、ほんのり甘酸っぱくも元気を貰えるアニメだ。
主人公達が奏でるジャズを聴いているとお洒落な気分にもなる。
何といっても、有名なアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズの“モーニン”が前面に出てきているのが嬉しい所である。
アート・ブレイキーはジャズドラマー界の伝説的な存在だから、ドラム好きとしてはポイントが高い。
そしてYUKIが歌う主題歌“坂道のメロディー”も清々しくてかなりいい
残る繁忙期もこの『坂道のアポロン』を観て、乗り切ろうと思う。
原作も読んでみようと思う

今日一番聴いた曲:Mother Earth/WITHIN TEMPTATION