京都旅行2日目のことを書こうと思う。
2日目は正直凄く偏った所に行った気がする。
2日目の朝食は、普段洋食志向の自分にとって、身体を浄化させるためにも和食を選択。
お粥や程よい塩加減だった鮭等を完食していざ観光へ!
ということでまず向かったのが世界遺産である下鴨神社。
先日読み終えた森見登美彦の『有頂天家族』の主人公の狸はこの下鴨神社の糺の森に住んでいたっけ。
四条から京阪電車に乗って3駅目の出町柳で降り、徒歩5分ほどで下鴨神社に到着。
糺の森は狸が住んでいるとは思えなかったけど、やはり自然はいっぱいで、途中にある河合神社でお参りをしたりしてから本堂へ。
境内ではちょうど結婚式も行われていて、和みムード。
相生社で縁結びのお守りを購入したり、お参りをして、世界遺産下鴨神社を満喫したのでありました。
さて、下鴨神社を後にして出町柳駅に向かい、そこから向かったのが京都大学!!
この出町柳駅周辺は、“下鴨神社”、“糺の森”、“叡山電車”、“鴨川デルタ”、“京都大学”、“百万遍交差点”等、森見作品に出てくる用語が本当に多く、これは是非散策せねばと思っていたのでした。
出町柳駅から徒歩10分ほど歩いて京大が見えてきた時はちょっと感動。
百万遍交差点にあるキャンパスの入り口には有名な吉田寮入寮のお知らせがあり、思わず激写↓
なんだか部外者でも普通にキャンパス内に入れそうだったので、春休み中でシーンとしているキャンパス内をプラプラ歩いて、図書館や様々な棟を見学しているうちに正門に到着。
『四畳半神話大系』にも出てくる時計台を見て感動し、昼は京大正門入ってすぐの所にあるカフェレストラン“カンフォーラ”でパスタランチを食べました。
レストラン内には京大生がたくさんいて英気を貰った気がします。
思えば僕みたいに頭の悪い人間にとって京大に入るのなんて夢のまた夢だったのですが、最近四谷学院の“なんで私が東大に”のCMや広告を見ていると、何だか自分でも四谷学院に通っていたら京大に合格していたのではないかと錯覚してしまいます。
時既に遅し!(というか完全に四谷学院の広告の術中にはまっているだけですが)
でも京大を歩いて、京大に通ってのんびり京都で学生生活を送りたかった!と思わずにはいられませんでしたし、森見作品にはまっているからなおのことそう思います。
京大を後にして、賀茂川と高野川がぶつかって出来た三角州?である鴨川デルタにある石の上を歩いて川を渡り、有名な出町ふたばの豆餅を購入しようとしたのですが、人が凄く並んでいたため諦めることに。
母の話によると東京でも手に入るとのことで、まあいいや!と思った次第です。
出町柳から四条に戻り、大丸でお土産を購入し、ホテルで荷物をピックアップし、京都駅で大階段を見たりお土産を購入して帰路につきました。
2日目は文字通り森見作品に出てくる地名を辿ると言う、何ともマニアな観光をしてしまった!
実は今読んでいる本も森見登美彦の『美女と竹林』で、これまた京都が舞台の面白い本で、早くも京都に行きたくてウズウズしています。
下記の森見の『四畳半神話大系』のPV観ていると、冒頭に鴨川デルタが映っていて、昨日行ったばかりなのに早くも懐かしいです。
下鴨幽水荘もどこかにあるのではないかな。
『四畳半神話大系』PV
1泊2日の京都旅行はあっという間だったけど、2日間で約50,000歩歩き、雨にもほとんど降られず、行きたかった所に行けたし、宮沢りえと同じホテルの泊まって目撃するというラッキーなおまけまでついて、大変満足できる旅でした。
実はもう1点忘れられない出来事があるのですが、それについてはおいおい話していくことにしましょう。
京都には一年に1回は通おうと決意した2日間でした。