『マジックミラー』

昨日・今日と遠方への往査だった。
特に昨日は八王子に行ったのだが、凄い雪でビックリ！
出張でもないのに2日連続の遠出で若干疲れが溜まっている今日この頃だ。

今日から格安航空会社ピーチ・アビエーションが就航したそうだ。
A320機を使って、従来の160席ぐらいある座席数を180席にするなどしてコスト削減を図っているとのこと。
格安航空が就航するのは嬉しいことではあるが、ここで思い出すのが5年前のスペイン旅行で乗ったブエリング航空である。
ブエリング航空はスペインの格安航空会社で、ピーチ・アビエーションと同じように座席間隔を狭くすることで座席数を増やしていたのだが、足を伸ばせないぐらい窮屈な席だったので辟易した記憶がある
成田空港でも格安航空専用ターミナルを作ると言う話も出ているし、今日の日本産の格安航空就航は歴史的な一日として記憶に留めておこう

連日の遠出で読書が捗り、有栖川有栖の『マジックミラー』を読み終えた。
有栖川有栖の本を読むのは『ロシア紅茶の謎』以来久々だ。
しかもこの『マジックミラー』は有栖川有栖作品の原点とも言われるミステリーとのことで、あっという間に読み終えてしまった。
時刻表を使う等中々凝ったトリックが出現するし、双子を使うなど面白い要素がいっぱいだ。
終盤の“アリバイ講義”は有栖川有栖自身のミステリーへの精通ぶりが露骨に分かって、大変興味深かった。
犯人が途中から分かりかかってくるが、そんな邪推をあざ笑うかのようなトリック攻勢。
さすがだ！
まだこんな手があったか～と思わずにはいられないミステリー作品に出会えて幸せである。
最近ミステリーから遠ざかっていたが、これからはまたミステリーをどんどん読んでいこうと思った。

今日一番聴いた曲：Nova Era／ANGRA