「ジョシリョクが高い」 とか 「ジョシリョクのアップ」 とか、このよく聞くジョシリョクという
呪文
漢字で書くと 『女子力』
一の弟子が子供のころ。
近所の子供とケンカしたり、部屋の片づけが苦手で、散らかしたモノをベッドの下に押し込んで掃除したかのように装ったりすると、ものすごい剣幕で叱られたものです。 (まあ、ロクでもない子供だったなぁ)
曰く、
「あんたは女の子なのに、どうしてもっと女らしくできないのッ!! ロクな大人になれないよッ!!」
「そんなことじゃ、だぁ~~~れもお嫁さんにしてくれないからね!!」
おかーさん、アナタの予言、当たりました
いや、常にこんな怒られ方ばっかりしてたわけではありませんよ。
もっとちゃんと、分別ある行動をしなさいって意味の事をいわれてたんですが。
でも、『アナタは女の子なんだから』 って・・・私と年齢の近い女性の多くは叱られるとき、言われた記憶があると思います。
もっと女の子らしくとか、女の子なんだからきちんとしなさいとか。
じゃ~、アタシが男だったら叱られないですんだのか??? というと、そんなことはなかったわけで。
今そんな事を言って子供を叱ったら、親は鼻で笑われちゃいそうですね
女の子だからとか男の子だから、なんて区別はいまどき廃れているかと思いますが、それに代わるように台頭してきた女子力という言葉。
TVでも雑誌でも新聞でも、よく目にするし耳にもします。
肯定的にも、否定的にも使われていてちょっとおもしろいです。
すごく称賛されるようなことをした女性が家庭的な一面をみせると
『デキる女は女子力も高い
』
激しい批判を受けた女性が、謝罪しにきたけどお肌ツヤツヤだと
『あの女子力の高さ、いらないよね
』
女性というカテゴリに分類されると、もれなく女子力評価がついてくる最近。
でも、その高さを褒められてもけなされても
『女子力、低いな~
』
と言われるよりは高評価の方が良いっていうトコロが女子力の魔法
(高いって言われなくても良いけど、低いって言われない程度には努力しなくっちゃ)
はッッ しまった魔法にかかってるッ