良く降る雨ですね。まるで梅雨入りしたような天候です。
駐車場内は屋根がかかっているので、夫はブドウ「藤稔」の摘果作業を、私は鉢バラの手入れをしました。
手入れと言っても、ブラインドをつみ取ったり、混んでいる部分の枝を透かし、風通しを良くする程度の軽い手入れです。
本当は、バラの手入れより先に、咲き終えた草花を抜き取って、バラの株元周辺をスッキリさせたいのです。
オーニソガラムはまだ咲いているけど、バラの周辺にはびこっているので、このままにしておくと、うどん粉病が心配です。
そうは行っても、雨が降っているから、庭に入れないので、雨の当たらないところで、ちまちま作業をしています。
ちまちま作業をしながら、駐車場内に置いてある鉢バラを鑑賞したりもしています。
それもUPしたいけれど、まずはタイトルに沿って記事を書いていかなきゃね。
さて、道路に面している我が家の南面には、低いフェンスが設置されています。
そこに、バラの知識など持ち合わせていなかった頃、私が植えたつるバラは、「荒城の月」と「つるゴールドバニー」でした。
荒城の月は、我が家では黄モッコウバラを除いて、毎年のように1番目に咲くバラです。
今年は5月16日に開花しました。
これからUPする画像は5月18日から21日にかけて撮影したものです。
荒城の月
つるゴールドバニー
どちらも、つるバラといっても、樹高が2~3mで、さほど長くないので、低いフェンスに誘引するには最適な品種といってもいいと思います。
花枝もどちらも短めなので、フェンスから道路側にビュンビュン出ることもなく、うまく収まってくれます。
そして、ベーサルシュートもどんどん出るタイプじゃないので、うっかりしてたら、新枝が飛び出てるなんてことはありません。
西の板塀に誘引している「シティ・オブ・ヨーク」や「宇部小町」は、板塀の隙間から枝を伸ばすので要注意しなきゃならないですが、この2種は、あまり神経を使わないですみます。
ここで、2つのつるバラについて、おさらいになりますが,特徴を書きとめておきますね。
荒城の月(CL) 1972年寺西菊雄氏作出
★咲き方:剣弁高芯咲き 早咲き 繰り返し咲き
★花の大きさ:大輪 葉も大きめ
★香り:ほとんどない
大輪のバラですが、花持ちもよく、全開しないうちに摘み取って切り花で飾ることが多いです。
惜しげなく切れますね( ´艸`)
つるゴールドバニー(CL)
★咲き方:丸弁カップ咲き 花びらの縁にウエーブがかかる 早咲き 返り咲き
★花の大きさ:中輪
★葉色:明緑色で光沢があり
★香り:ほとんどない
★特性:花持ちがよい 枝は太くならない ベーサルシュートの発生しにくい
花茎が短いので、フェンスに誘引した時、飛び出しがない(道路に面しているような場所に適す)
たまに、こうして伸びるものもありますが、直立に伸び、しかも花首がしっかりしているので、邪魔になりません。
花枝の長く伸びたものは、切り花で楽しみます。
どちらのバラも、昔はよく流通していたようですが、今では見向きもされなくなったのか、店頭で見ることはなくなりました。
鮮やかなイエローですが、庭の中で浮いた感じがしないのは、ソメイヨシノ桜の枝が生い茂っていることと、照葉の緑の葉とイエローのコントラストが美しいからでしょうか。
残念なのは、香りがほとんどしないという点でしょうか。
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