四季彩ガーデンにようこそ

四季折々に庭に咲く草花やバラ、クレマチス、山野草などを紹介しています。

私流ビオラの採種方法。

2013年06月21日 | ビオラ
バラの季節はあっという間に過ぎ去っていきました。

今年は全体的に開花が遅れ、ちょうど見頃の時期は急激な暑さがやってきました。

バラ達は暑さに順応する間もなく、あっという間に咲き進んでしまいました。

花柄切りがなかなか追いつきません。

合間を見つけて、この時期恒例のビオラの種を採取しました。



採取する前のビオラ


ビオラの種が膨らんでいるのがわかりますか。


採取したビオラの種  


種が膨らんでいるでしょう。


どのビオラの種かわかるように花も一緒に摘んできます。

後で、付箋にビオラの特徴を記入します。

3年前までは、ビオラの種は、種のみ採取していました。

ビオラの種が今にもはじけそう。


なかなかタイミングが合わず、すでに種がこぼれ落ちてしまっていることが多く、少しの種しか採取できませんでした。

そこで、サヤが開く前に未熟種を採取し、広告の紙で入れ物を作り、窓辺において完熟させてみました。


沢山の種類のビオラの種を採取しましたよ。


その種を蒔いてみたところ、発芽に問題はみられませんでした。

ただ、ここで注意点がひとつ。

ずっと、この入れ物で完熟させると、種があっちこっちにはじけて、飛んでいってしまいます。

私も、失敗しています。リビング中、種が飛び散った状態となりました。

ガクが乾いてきたら、封筒か袋のようなものに移して、その中で種をはじけさせましょう。

パチパチと可愛い音がしますよ。

この音がビオラの生命力そのものです。とても心地よい音ですよ。

袋の中で、殻から飛び出した種は、お盆過ぎまで冷蔵庫か涼しい場所に保管してね。




種の蒔き時は、宮城県ではお盆過ぎです。

9月に入ってから蒔いたものは、生育が遅く、地植え出来ませんでした。

後は、適切な時期に種を蒔くことですね。

来年の春は、どんなガーデンにしようかしら。

コメント
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