四季彩ガーデンにようこそ

四季折々に庭に咲く草花やバラ、クレマチス、山野草などを紹介しています。

アメリカシロヒトリ

2013年07月08日 | 暮らしとガーデニング日記
アメリカシロヒトリ孵化寸前


テントウムシダマシの卵かな?

昨年の今頃、私の住む地域ではアメリカシロヒトリが大量発生しました。

街路樹が軒並み被害にあい、見るも無残な姿になっていました。

アメリカシロヒトリの駆除について、市区町村は広報で呼びかけておりますが、意外に知られていないのが現状のようです。

公園や学校の桜など、移動中の車の中からつい見てみると、クモの巣状に茶色がかった葉がみられます。

この段階では、幼虫は集団で生活しているので、被害にあっている枝や葉を高枝鋏で取り除けば簡単に駆除することができます。

しかし、樹木を気をつけて見る人なんて、そういないので見過ごされてしまいます。

集団生活していた幼虫も大きくなるにつれ、蜘蛛の巣状の巣から抜け出し、単独行動をとるようになります。

そうなると、もう手がつけられません。

1本の樹木が丸裸にされたあげく、あちこちに飛び火するのです。

我が家では、この時期、毎日のように庭の木々を見回り観察しています。

蜘蛛の巣状となった葉を見つけてはごみ袋の中で死滅させた後、ごみにだしています。

卵が孵化するまで1週間くらいと短いので、1度駆除したからといって安心できません。

毎日のように孵化しているんですよ。

アメリカシロヒトリは6月下旬から7月までの第1期、8月下旬から9月の第2期は要注意時期です。

ちなみにアメリカシロヒトリは、桜や柿、やまぼうし、マユミ、クルミなどの葉を好んで食べるようです。

これらの樹木を植えていらっしゃる方は注意して見てくださいね。

くどいようですが、ふ化直後に集団で生活する時期に被害葉を見つけて駆除する。

これが一番、自然にやさしい駆除方法だと思います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする