真夏のようなお天気が続き、熱中症も心配される季節となりました。
皆さんも十分お気を付けくださいね。
さて、今日は、5月~6月の母の庭の様子を織り交ぜながら、母との会話を通して感じたことなどを綴っていこうと思います。
5月の幕開けには、こんな光景が見られましたよ。
【センター花壇】
コロナのことはさて置き、気持ちが晴れやかに満たされた気分でしたね。
芍薬が咲いている光景は、何故か心安らぎますね。
5月になると毎年楽しみにしている花にアイリスがあります。
ブルー系とホワイト系、そしてイエロー系の3種類がありますが、撮影していたのはこれのみ。
アイリス
私の心はどこに行っていたのだろう。
母が綺麗に咲いているよとスマホで写真を撮るのを促していたのにね。ああ~残念!!
ゲラニューム
わらびやドクダミと仲良しにしているゲラニュームは、そうそうにないでしょうね(笑)
リクニス・コロナリアの赤花、白花が咲き誇っています。
この花の名前は何だったかな?
【バラの咲く庭】
昨年、カミキリムシの幼虫の被害にあって、立ち枯れた紫玉からベーサルシュートが伸びて花が咲きました。
一緒に咲いているのは、夢乙女。この春に鉢からここに移植したばかりです。
今年は、玄関前の大きなトレリスは、空いた状態ですが、紫玉に花が咲き、夢乙女が元気につるを伸ばし、力が湧いたと母は言います。
来年は、きっと、もっとよくなるよ。
玄関前の母のお気に入りの赤いバラ(名無しさん)
今年は母の家のバラの写真はほとんど撮っていなかった。
かろうじて残っていたのは、スノーグースとルイーズ・オディエ
右側のパーゴラの上に羽衣がちらっと見えているけど、今年はすごい咲きっぷりだったのに、肝心の写真が・・・(;^_^A
アーチのフェリシアも見ごろの写真を撮っていなかったけれど、これでごめんね。
鉢花では我が家から挿し木苗でやってきた子たちです。
マルティーヌ・ギヨー
ホワイトマスターピース
5月になると、母はヘルパーさんやディーサービスへの送迎介助の方に「庭が綺麗だね」と褒められるそうです。
そんなこともあってか、90歳になる母が最近、膝をつきながら、ちょくちょく庭の草取りをするようになりました。
何歳になっても、人は褒められると意欲がわくものです。
意欲を引き出すような声かけ、大事ですね。
草取りは、体調の良い時に午後3時過ぎからやっているようですが、朝、実家につくと、結構な量の草が、陽に干されています。
熱中症を心配して、私が「シルバーさんにお願いしたら」というと、
「シルバーさんの予約がびっしりと入っていて、お願いしたいときに来てもらえないのよ」と言います。
「草をとって、庭がスッキリしたのを見ると気持ちがよいのよ。
「草取りは無心になれて、達成感もあるから、大変なことはない」と言うので、
私は「ほどほどに無理しない程度にしてね」と声をかける。
背中を丸くして、膝をついて草取りする母の姿を思い浮かべながら、介護サービスを利用しているお歳寄りであっても、意欲をもってやれることがあるのはいい。
ちょっと母に対して後ろめたさを感じつつ、母が気持ちに張りが出るというから、「まぁ、いいか」と自分の逃げ道を作っている私です。
竹島百合
昨年は咲かなかったので、今年の開花をとても喜んでいた母(よかったね)
これから、どんどん咲いていくね。私も竹島百合というものを初めて知ったよ。
スカシユリ
シルバーさんの利用は、老人世帯や一人暮らしの老人に限らず、若い人からの依頼も多いそうです。
庭の草取りさえも、シルバーさんにお願いする時代になったのですね。
休日といえば、庭の草取りをしていた私、きっと義務感ではなく、土いじりがしたかったんだろうと思います。
コロナの影響で、職を失った人も多いと聞きます。
この時期、公園や道路脇も草ぼうぼうしているところが多いです。
母のような独居老人の庭の手入れにも、一時的にも職を失った方が働けるような仕組みはないのだろうか?
私が子供の頃、職のない人のために、失業対策事業なるものが市町村で行われていたが、今はどうなんだろう。
汗水流して働くというのは、敬遠されるんでしょうね。
アルストロメリア
フェリスバイドとのコラボ、なかなか良いでしょう?
このアルストロメリア、美しいピンク色なので、陽射しが届かないパーゴラの下で、華やかさを演出しています。
4~5日前のことです。
母が「なんか調子が悪い、体がだるい」と言うので、「また眠れなかったの?」と聞けば、
「眠れないのはいつものことだけど、その調子が悪いのとは違う。食欲がないのよ」と言います。
「日暮れまで草取りをしていたというけれど、水分とった?」
「陽が当たらない場所だったから、暑くなかったし、のども渇かなかったよ」と言う母。
「それ、熱中症の症状じゃないの。お年寄りは暑さを感じなくても、のどが渇かなくても、熱中症の危険は高いんだから、水分だけは意識してとらなきゃだめよ」と話したら
「そういえば、いつも飲んでいる麦芽豆乳がちょうど切らしたところだった」というので、近くのドラッグストアで買ってきた。
翌日、「あれ飲んだら調子が幾分よくなったような気がする」と言うので、ほっとする。
母は「草取りは、もうこりごりだ。あれ、やっぱり軽く熱中症がきたんだと思う」と話す。
今年は、外花壇を除いては、母の庭の手入れを全くやっていない。
それでも何とかジャングル状態を回避できているのは、母が草取りをしているからなんです。
「腰がいたい、膝が痛い」とか、「忙しい・・・今日は〇〇しなきゃならない」が口癖になっている私に、「草を取って」とお願いできない母。
なんともいじらしいですね。
そんな母にクレマチスが最高の咲きっぷりで応えています。
サニーサイド ヴィチセラ系
ロウグチとのコラボもお互いに引き立てあっていますね。
我が家のサニーサイドよりも、花も大きく、たくさんの花を咲かせているんですよ。
母へのご褒美ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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お母さまは90歳になられるのですか?
うちの母も89歳ですから、同じような年代ですね。
うちの母は一年半ほど前に大腿骨骨折したので、歩いたり体を動かしたりするのが以前よりも大儀そうです。でも、私よりも綺麗好きな母は草抜きや掃除、洗濯は怠りません。昨日、実家に行った際も姿は見当たらないのですが、出かけている風でもなく、どこにいるのかな?と思ったら、夕方まで6時間もウバメガシの剪定やら掃除やらしていたので、疲れたと言ってました。
ほどほどにしてねと言ったことでした。
私も母のために、実家の畑に行ってはいろいろな花を植え付けたり、野菜を作ったり(これは自分の家用ですが)しています。
keitannさんは、健脚ですが。
もしかして、名前も一緒だったりして(笑)
私の母も、頚椎の手術と大腿部頸部骨折しているんですよ。
母は整理整頓は苦手なんですが、花育てが大好きな人です。
ワイルドで珍しいもの好きです。
今は自分で手入れができなくなり、せっせと人にあげる一方、自分が育てたことがないものは、購入しているから全体量は減らないのですよ(笑)
keitannさんもご実家に通われているんですね。
共通点が多いですね。
たまぞうの両親はもういないけど、母が入院がちになってから庭は荒れ放題でまるでジャングルw
その頃のたまぞうは園芸に興味なかったので、見る影もなくなってました^^;
お世話する人がいないと、簡単に荒れちゃいますね;
就職難の上にコロナの影響でたくさんの方が収入がなくなっている一方で、人手の足りない分野もあって。
確かに一時的でもお手伝いしてもらえたら嬉しいけど、なかなかうまく回らないね;
お元気で何よりです。
骨折された時、とても心配でしたが、今は草取りができるなんて、やはり張り合いがあると言うのは気持ちを前向きにしてくれるのですね。
珍しいお花育ての趣味は人間を生き生きさせてくれますね。
このお庭を見せて頂いて、素晴らしいお花が沢山咲いてますものね。
もう亡くなりましたが義母は趣味が全くななかったので、何もしたくなくてテレビを一日中見てました。
いろいろ、薦めても、それは嫌い、あれは嫌いと言って何もしなかったです。
生きる張り合いがないのは可哀想でした。
園芸に興味なかったたまぞうさんが、どんな経緯で庭づくりに目覚めたのか、興味津々です。
散歩していると、庭主がいなくなり、荒れて痛々しい庭をよく見かけます。
母の庭はどうなるのか、気がかりの一つです。
たまぞうさんのように、園芸に目覚めてくれるとよいのですが。
たまぞうさんは、まだお若いから老後のことを考えるには早すぎますね(笑)
父が亡くなってから大きな手術を2回して、一時はもう独り暮らしはできないのではないかと思ったこともありましたが、タロちゃんの存在が大きいようです。
タロちゃんを残して死ねないと言ってますからね(笑)
趣味というか、生活の中での楽しみ、生きがいを持っている人は幸せですよね。
今回のコロナで家に居なきゃならないことが大きなストレスになっているというのを聞くと、ガーデニングを趣味にしていてよかったです。
ベルママさんもそうよね。