神田神保町靖国通り沿いにある
上海蟹で有名な「新世界菜館」を思い出し、遅い昼飯を食べることにした。
この店は、上海蟹があまりにも有名だが、
実は、隠れた一品がある。
それは、カレーなのだ。
この神保町界隈には、古本を目当てにしてくるヒト達の胃袋を満たすために、
有名なカレー専門店、コーヒー専門店、中華料理店が結構ある。
中華料理に関しては、
横浜中華街に時間的にいけない場合に神保町に来る、というほどの通好みの店が結構ある。
それでも、新世界菜館のカレーは、あまり知られていない。
ましてや、コーヒーも飲めると思いつくヒトはいない。
新世界菜館は、混雑する時間をはずしていくと、中華、カレー、コーヒーが楽しめる店でもある。
(ただし、コーヒーはあまり期待しないこと。)
何が気に入っているかというと、
カレー専門店のカレーは、スパイスの調合の争いとなっているようだが、
新世界菜館のカレーは、
フライパンで小麦粉を炒め、カレー粉をいれルーを作り・・・・といった
こんなつくり方をした昔の味を思い出すカレーなのだ。
ボリュームも多く、見た感じでは残すのではないかと思うが、
すっきりと胃袋におさまってしまい、もたれないカレーだから
つい頭が忘れていた頃に、胃袋が要求し食べたくなるカレーなのだ。
季節的には12月でもあり、雄の蟹のミソがおいしい時期だ。
カレーの前に、上海蟹とビールを注文し、
竹ざるに盛られた蟹を確認し、蒸されてくるまでの20~30分、ビールを飲んで待つ。
抜群なのは、やはり蟹ミソだった。
きめが細かい濃厚な味。
後味もスッキリとしており、先ほどの濃厚な味すら残らない。
黄土色のカニミソが輝くばかりにオレンジ・琥珀色になり
切れがいい辛口の日本酒が飲みたくなる。
この新世界菜館の上海蟹が有名なのは、
日本で上海蟹が普及したのはこの店からのようであり、
No1の誉れが高い陽澄湖(ようちょうこ)産の蟹を直接輸入している。
一時問題になった産地偽装とは無縁のようだ。
蟹は、ヒトと一緒に食べる時は、厄介な代物だ。
みをほじくりだすのに夢中になり、ついつい無口になってしまう。
話したくないヒトとカニを食べてもしょうがないし、
そう、しょうがないカニなのだ。
ボイルされた上海蟹 食べやすくカットされた蟹
上海蟹で有名な「新世界菜館」を思い出し、遅い昼飯を食べることにした。
この店は、上海蟹があまりにも有名だが、
実は、隠れた一品がある。
それは、カレーなのだ。
この神保町界隈には、古本を目当てにしてくるヒト達の胃袋を満たすために、
有名なカレー専門店、コーヒー専門店、中華料理店が結構ある。
中華料理に関しては、
横浜中華街に時間的にいけない場合に神保町に来る、というほどの通好みの店が結構ある。
それでも、新世界菜館のカレーは、あまり知られていない。
ましてや、コーヒーも飲めると思いつくヒトはいない。
新世界菜館は、混雑する時間をはずしていくと、中華、カレー、コーヒーが楽しめる店でもある。
(ただし、コーヒーはあまり期待しないこと。)
何が気に入っているかというと、
カレー専門店のカレーは、スパイスの調合の争いとなっているようだが、
新世界菜館のカレーは、
フライパンで小麦粉を炒め、カレー粉をいれルーを作り・・・・といった
こんなつくり方をした昔の味を思い出すカレーなのだ。
ボリュームも多く、見た感じでは残すのではないかと思うが、
すっきりと胃袋におさまってしまい、もたれないカレーだから
つい頭が忘れていた頃に、胃袋が要求し食べたくなるカレーなのだ。
季節的には12月でもあり、雄の蟹のミソがおいしい時期だ。
カレーの前に、上海蟹とビールを注文し、
竹ざるに盛られた蟹を確認し、蒸されてくるまでの20~30分、ビールを飲んで待つ。
抜群なのは、やはり蟹ミソだった。
きめが細かい濃厚な味。
後味もスッキリとしており、先ほどの濃厚な味すら残らない。
黄土色のカニミソが輝くばかりにオレンジ・琥珀色になり
切れがいい辛口の日本酒が飲みたくなる。
この新世界菜館の上海蟹が有名なのは、
日本で上海蟹が普及したのはこの店からのようであり、
No1の誉れが高い陽澄湖(ようちょうこ)産の蟹を直接輸入している。
一時問題になった産地偽装とは無縁のようだ。
蟹は、ヒトと一緒に食べる時は、厄介な代物だ。
みをほじくりだすのに夢中になり、ついつい無口になってしまう。
話したくないヒトとカニを食べてもしょうがないし、
そう、しょうがないカニなのだ。
ボイルされた上海蟹 食べやすくカットされた蟹