モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

どうだんつつじの花

2008-04-11 08:11:06 | その他のハーブ
白いちょうちんのような花が咲きはじめた。

(写真)どうだんつつじの花の構造


先端が薄いピンクに染まる4枚の顎(がく)、これを台座にして
そこから2枚の若葉、真っ白で細長い花を支える4本の花柄
そしてその先に白いちょうちんのようなボンボリが咲いた。

このようなセットが、数多く枝の先に出現している。

もともとは、枝の先の一つの芽がこのように分岐していくのだから不思議だ。
ボールペンで幼稚な絵を描いて初めて花の構造がわかった。
写真は記憶しないが、スケッチには記憶も必要であり観察の仕方が大きく変わる。

どうだんつつじが咲く頃は、春の嵐に遭遇する。
花の期間が比較的短いので、
地面に散った花を見ることになりかねない。

昨年などは、嵐の後に地面が真っ白な花で覆われているので
花が咲いたことに気づいた。
今年も、嵐と雨が続いているが運良く早めに発見した。

今まさに、花と葉が樹を覆いつくす途上にあり
枯れ木から、白と緑への変化のさなかにある。

(写真)どうだんつつじの花


どうだんつつじ
・つつじ科ドウダンツツジ属の落葉低木。
・学名は、Enkianthus perulatusで、Enkianthusはギリシャ語で妊婦のように膨らんだ花を意味する。
・和名は、灯台つつじ、満天星つつじ。枝分かれする形が昔の燈明・燭台に似ているところから灯台つつじ⇒どうだんつつじとなる。
・落葉低木で1m。我が家では、大きな鉢に植えている。
・開花は4月から5月。
・釣鐘のような白い小さな花がたくさん咲く。
・もともと山地に自生しているだけあって、頑強。手入れは簡単。
・秋に紅葉する。その色は緋色であり夕陽に燃えるように輝く。


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