流れのままに。

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無念!だろうな・・・

2008-04-12 17:53:21 | Weblog
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何だか神戸の病院で院内感染による死者がでたらしい

しかも癌患者(白血病を含む)が6人も亡くなっている

生きるために入院したのに、結果的にそれが裏目に出てしまった事になる

僕も癌と闘ってるから分るけれど、癌で死ぬならともかく、癌を抱えながら他の要因で死んでしまうのは納得がいかないだろう

しかも予想もしなかったことが原因なのだから、そりゃ無念!意外に言葉が見つからない。

僕なら到底成仏などできはしない。

この世に未練たらたらで化けて出るかも知れない

今回感染したウィルスは『耐性緑膿菌』というもので、健康体であれば感染しても発症することは無いらしい。

つまり体内の免疫が勝る訳だ。

しかし身体が弱ってると発症する確率が高くなる

特に癌患者などは要注意らしい。

”耐性”っていうだけあって薬が効きにくいので、発症してしまうとかなりやっかいなのだろう。

でなければ病院内で発症したのに手当が間に合わないという結果にはならないはずだ。


今回は19人感染したと報道にあった。

そのうち亡くなった6人がたまたま癌患者ばかりだったのか、もっと多くの方が亡くなっていてそのうちの6人が癌患者だったのかは、明記されてなかったので定かじゃない。

期間も去年の9月から今年3月までと半年間に渡っているので病院側は何をしていたのかと言いたくもなるが、病院にとって院内感染というのは食堂にとっての食中毒みたいなもので、絶対に起こしてはいけない事で、最重要事項として予防に取り組んでいたはずだ。

当然予防マニュアルもあるだろうし、スタッフに徹底されていたはずである(と願いたい

というか医療スタッフなら持っていて当然の意識だろうし、病院として徹底すべき事項である。

にも関わらず起こってしまったということは、逆に言うと完全に予防することは難しいという事になる。

そうだとすると、もし貴方が入院して感染しないのは、たまたま運が良かったということになってしまう。

つまり入院行為が一か八かの博打になってしまうということだ。

もちろん実際はそんなことはなく、病院はオーバー・クオリティともいえる基準で予防に努めているはずなのだ。


亡くなった方及びご遺族の方には誠に不幸だと言わざるを得ないが、大事なのは原因を特定して今後の予防に生かすことである。

それでこそ亡くなられた方々の死も無駄にはならないで済む。

マスコミも病院側を非難するだけの報道は避けるべきだ。

僕の癌にしてもデータとして残るので、今後の癌治療の進歩に多少なりとも役だっていると思うし、今は辛い抗ガン剤の副作用も今後の副作用改善に役立っているはずだ(と信じている

人類の歴史というのは繋がっている。

不幸な”今”は幸せな”未来”に繋がっているのだ。

特に医学についてはそう思う。

だからこそ江戸時代には死の病だったものが、現在では完治するのが当たり前になっていたりする。

癌だってそうなる確率は高い。

来世紀かその先なのかは分らないが、現時点で既にその光は見え始めている

僕はこの先また癌が再発してこの世に別れを告げることになるのかも知れないが、それが後世の癌治療に役立つのだと思えば、その死も無駄ではないと納得できる。


話が逸れてしまったが、今回亡くなられた方には心からお悔やみを述べると共に、病院及び医療スタッフには今回のことを教訓として医療に励んで欲しいと切に願っている。



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