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ここんとこ牛丼の『すき家』で強盗が相次いでるよね。
コンビニなんかも相変わらずだけど
やっぱり夜中にアルバイトなんかが店番してるってのは
かなり無防備だよね。
人数も１人だったりするし。
狙って下さいって言ってるようなものだよね。
日本はアメリカみたいに店に銃なんか置いてないし。
バットみたいな武器さえ置いてないでしょ？
多分怪我するよりはお金を渡してしまえって事なんだろうけど。
そのせいで何度か狙われたって店も少なくない。
まあ日本の強盗って、基本的に殺しまではしないからね。
大人しく従った方がいいのかも知れないけど。
ところで牛丼もコンビニも、強盗対策したって話しは聞かないよね。
普通に考えると、あれだけ強盗に遭ってれば、対策しそうなものだけど。
あれは何故かというと、要するに費用の問題なんだな。
それだけじゃないだろうけど、大きな理由なのは確か。
いっても強盗に遭う店舗ってほんの一部でしょ？
金額だって１店舗数万円からせいぜい２０万円くらいだよね。
おまけに毎日強盗がやってくるわけでもないし。
でもさ、対策するとなると、全店舗にしなければならない。
コンビニなんかは直営もあるけど、ほとんどはフランチャイズだから
各店舗のオーナーが独自に対策すればいいって話しなんだけど
すき家なんかは全て直営だから、対策費は莫大になるわけね。
だったら多少の売り上げはくれてやれって話しなんだろうな。
特に牛丼業界は価格戦争を繰り広げてるからね。
一度に多額の出費をしてられないのも分かる。
やるなら店舗数が少ない内に始めないと、負担が大きくなるばかりだもの。
早い内に券売機を導入した『松屋』は、賢かったってことだろうな。
対面接客に拘る『吉野家』は、夜間でも２人体勢にしてるよね。
ネットに『すき家強盗マニュアル』なんてものも出回ってるらしいけど
対策を怠ってきたんだから、今の状況は必然と言える。
日本も不況で益々物騒になっていくのを考えると、この先も増えるんじゃない？
「結局金の問題かよ」って思うだろうけど
どの業界でも案外その辺りはシビアだな。
例えば運送会社は自動車保険に加入してないとかね。
大手になればなるほどそうだね。
全車両に保険を掛けると、もの凄い金額になるからな。
特に宅配業者なんて、車両数も多いし。
死亡事故なんてそうそう起らないから、例えば二億円支払っても
そっちの方がコストとしては安く済む訳だね。
まあそろそろすき家も警察から指導が入りそうだし
このまま野放しにしておくわけにもいかないだろうけど
当分は特に変わらないような気がする。
要するに客が途切れないのが一番なんだけど、そうもいかないしな。
このまま夜間強盗が増えていけば、そのうち２４時間営業は無くなるって話しにもなる。
アメリカなんかはコンビニでも夜間はやってないでしょ？
強盗の格好の標的だもの。
向こうは拳銃持ってくるからね。危なくてしょうがない。
それを考えると、日本はまだまだ平和だよね。
刃物で脅してるうちはお金を渡しちゃったほうが、手っ取り早いかな？
むしろフィルム型の発信器なんかを開発して、お札に貼った方がいいかな。
防御よりも検挙に重点を置くわけね。
今のところはその方が効果的だと思う。
しかし強盗が多いってのは、企業イメージとしてどうなんだろ？
特に客商売だからね。
他の店も選択できるなら、そっちへ行くような気はする。
終夜営業に対する問題提起でもあるな。
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