流れのままに。

いろんなことを好きに語っております。

自由は遠く・・・・。

2011-10-22 22:12:05 | Weblog

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リビアのカダフィ大佐、とうとう殺されちゃったねぇ。

なんか拘束された後に撃ち殺されたらしいけど

それはちょっとやり方を間違えたな。

銃撃戦の中で死んだんならともかくね。


やっぱり裁判をするなり、きちんと銃殺刑を行なうなり

世界が認めやすいやり方をするべきだった。

さっそく国連とか難色を示してるでしょ?

そういう手続きって、次へ進むためには大切なのよ。


特に民主主義国家へ移行しようとしてるんならね。

民主主義ってどんなに悪人でも、裁判を受けられるし

弁護もして貰えますってのを、権利として認めるのが大事だもの。

悪人だから撃ち殺したってのは、ちょっとまずいんだな。


更に生きて拘束した映像を公表しちゃったからね。

手続き踏む気が無かったんなら、あんなの出しちゃダメだよね。

戦闘中に死にましたで済む話しなんだから。

まあ独裁政権だったから、そういうのが分かってないんだな。


「敵は殺せ!」ってのが独裁政権だもの。

まあ自分がやってきたことが、身に降りかかったってことだね。

フセインもそうだけど、独裁者の末路って哀れだね。

恨みが深いだけに徹底的にやられるね。


しかし大変なのはこれからだな。

今まではカダフィが民族紛争も宗教対立も押さえてたけど

まさに”たがが外れた状態”だからね。

そっちの不満も一気に噴出するはず。


そうなると今度は内線状態になりかねない。

特に今は国の覇権を誰が取るかって状態だから

なかなか勢力の大きいところは、引こうとしないだろうな。

「自由だ!」って喜んでたけど、そんな簡単じゃないね。


大体クーデターって、絶対的な指導者が居ないと難しいね。

民主主義って権利だの手続きだのって、結構面倒だから

クーデター起こして早めに国状を安定させやすいのは

結局独裁政権とか、共産主義とかなんだよね。


僕は最も革命が成功したのはキューバだと思うもの。

やっぱりね、シンボルとなる英雄が居ないとダメなのよ。

宣言しなくても誰もがリーダーだと認めてる人物がね。

そうすれば新たに政権闘争する必要がないでしょ?


リーダーは決まってるんだし、その人の言葉をみんなが聞くんだもの。

後々に対立が起こる可能性はあるけどね。

とりあえずさほど混乱無く次に移行できる。

議会でいちいち物事を決めなくたって、リーダーが指示すれば済むし。


独裁者って悪いイメージばかりだろうけど

そうじゃない国もあるんだよ。

多分みんなが思ってる以上にね。

人物として出来てるなら、却って平和だったりするし。


権力が集中するから、どうしても私利私欲に走りがちだけど

中には国民のことを第一に考えてる指導者もいるんだよね。

アラブの石油産出国なんてそうでしょ?

王族が政権独占してるけど、国民にちゃんと還元してるからね。


教育や医療・福祉は当たり前のように無料だし

国民を恐怖政治で弾圧してるようなこともないしね。

まあ宗教的に厳しく制限されてることはあるけど

それは別に我慢してるわけじゃないだろうし。


イラクもエジプトも今回のリビアも、強力なリーダーは見当たらない。

だとすれば対立が激化するのは避けられないな。

抑える人がいないんだから。

国民は新たな試練を迎えたってことだね。


















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