流れのままに。

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自己満足か?使命か?

2012-08-21 21:16:26 | Weblog

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シリアの内戦取材中に、日本人女性記者が殺害されたけど

何とも残念な話だね。

この人は反政府側と行動を共にしていたところを

政府軍の銃弾によって命を落としたらしい。


まあ戦場に於いてジャーナリストは立場が極端で

自分たちの行動を世界に知らしめたい側には守るべき存在。

逆に世界に知られたくない側には、殺すべき存在となる。

銃を持ってないと言っても、カメラやペンは時に銃より怖い。


まあ政府側が丸腰の女性記者まで殺害するんだから

この国の体制はとっくに崩壊していると言える。

元々圧政に反抗して立ち上がったのが反政府軍だから

西側の国際世論は反体制支持なんだね。


今回殺害されたのが、女性の戦場ジャーナリストってことで

ちょっとイメージとかけ離れてると、驚いた人も多いだろうね。

どう考えたって男の世界だと思うもの。

こんなところまで女性が進出しなくたっていいのにね。


まあ一般人には、何で戦場へ好き好んで行くのか、理解しがたい。

確かにこの世にある究極の現実世界だから

記者として突き詰めれば、あれ以上の取材対象は無いよね。

確かにジャーナリズムの究極形とも言える。


それでも死が身近にあるところへ、普通は行こうと思わない。

じゃあどうして彼等は自ら進んで行くんでしょ?

一つは記者としての使命と好奇心なんだろうけど

生死の狭間にある究極のスリルを楽しんでる部分もあると思う。


本人達は否定するかも知れないけどね。

多分山登りをするクライマー達と、精神構造は同じだと思う。

ただ山登りに社会的使命は存在してないけど

戦場ジャーナリストには使命感が強いだけに、意思も硬い。


クライマーが山へ登る理由は

「そこに山があるから」

というのは有名なクライマーが言った言葉だけど

今では全てのクライマーの気持ちを代弁している。


つまり登りたいから登ってるだけで

登らなければならない理由は無いってことだね。

でもジャーナリストには戦場へ行く明確な使命がある。

少なくとも本人達はそう信じている。


死ねば自己責任だと言われてしまうんだけど

彼等にとってそんな非難は行かない理由にならない。

それよりも戦争の現実を伝えることに

彼等は強い使命感を持ってるからね。


それでも自己満足に理由付けしてるだけだと言う人も多い。

確かにそういう側面はあるだろうと僕も思う。

でもね、戦場で笑ってる子供の笑顔を見ると、ホッとするし

逆にそういう子供の笑顔を無くしてはいけないとも思う。


彼等の活動も、それはそれで意義はあると思うな。

確かに戦場で死ぬこと自体は、望んで行った結果だから

自己責任に違いないだろうけどね。

それを非難するんじゃなくて、その死は悲しむべきだね。


どういう状況であれ、外国で日本人が亡くなるのは

悲しむべき出来事だな。

ご冥福をお祈りしましょう。

合掌・・・・・。














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