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ぽちっとしてね!
なんか急に涼しくなったね。
北海道は20℃下回ってるもの。
このままって事は無いだろうけど
こうやって徐々に季節は進んでいくんだろうな。
日馬富士が横綱になることが決定したね。
小兵力士なので、大関止まりなんだろうと思ってたけど
とうとう最高位まで上り詰めてしまった。
努力は夢を叶えるという見本だな。
これで67代の武蔵丸以来4代続けての外国人横綱で
日本人としては何とも歯痒い思いが残る。
次を考えても、日本人横綱というのは浮かんでこない。
大関だと稀勢の里だろうが、強さもあるが脆さも目立つ。
その下というと若手に才能も見え隠れしているが
圧倒的と言えるほどの強さはまだ感じられないので
これからの伸びシロがどの程度あるのかだろうね。
人一倍稽古するのは当然だけど、敵は怪我だな。
ただ外国人力士にも、さほどの力士は見当たらないので
もしかするとこの先71代誕生には、時間が掛かるかもしれない。
二人横綱になったのは嬉しいことだけど
またまたモンゴル人かという落胆は正直否めない。
ところで今回日馬富士が横綱になるに当たって注文が付いた。
注文を付けたのは、口出し大好きファンクラブの横綱審議委員会。
曰く日馬富士に[張り手]と[けたぐり]をするなというものだ。
理由はお得意の”横綱の品格に反する”ということらしい。
確かにそう聞けばなるほどと思わせる部分もあるが
斜めから見れば、自分たちの理想を押しつけようとしてるように見える。
何せ横審の面子というのは、熱狂的相撲大好きファンクラブなのだ。
相撲協会や力士に対して口出しできるのが、楽しくて仕方がない。
天下の横綱にも意見できるのだから、こんな楽しいことはない。
しかし、決まり手や取り口に注文を付けるのは筋違いで
土俵は力士にとって戦場であり、きれい事では済まない場所だ。
彼等にとっては勝つことにこそ意味があり、それは絶対だ。
特に横綱となれば、少なくとも10勝以上出来なければ
待っているのは引退の二文字なのだ。
そしてその声を最初に挙げるのは横審に間違いない。
それなのに相撲を制限するような発言をするのはフェアじゃない。
戦場でどのような戦いをしようとも、負けたら何の意味もない。
勝つことこそが彼等にとっての全てなのだからね。
禁じ手では無い以上、それを禁じるような発言は正しくない。
相撲ファンとして好きじゃないと言うなら、別に勝手だけど。
横審が大きな発言力を持ってるからこそ、自重するべきだね。
品格を問うのが土俵外でなら理解できる部分もある。
やはり土俵外で横綱としての振る舞いは重要だと思うからね。
横綱が好き勝手して羽目を外したのでは、相撲界のイメージに関わってくる。
確かにそれだけの重責を担ってるのは間違いない。
もし横綱だから決まり手を制限するというならば
それはフェアな相撲を否定することにもなるし
出すべき手を出さないというのは、それこそ八百長に等しい。
もし横綱にするなと禁止令をだすならば
決まり手として禁じ手にするのが、フェアな相撲だろう。
土俵の上では横綱も平幕もない。
下位の力士に認めて、横綱に認めないのはフェアじゃない。
小兵の日馬富士にとって張り手は重要な武器だ。
ファンもあの強烈な張り手に期待する部分もある。
もし得意の手を封印して星を落としてしまえば
力士としての地位を失いかねない。
確かに張り手やけたぐりばかりでは、さすがに非難されるだろうが
選択肢としては自由にさせてやるべきだと思う。
後は横綱としてどうするべきか、自分で考えるはずだ。
周りが口出しして押しつけるのは、どう考えてもおかしい。
僕は朝青龍を引退に追い込んだことでも未だ疑問を持っているし
相撲ファンの中には横審に反感を持つ者も多く
時に横暴とも思える発言は、顔を顰める部分もある。
この際横審のあり方を議論するべきではないかとも思うね。
何にしろ新たな横綱が誕生したことで、また期待が掛かる。
小兵横綱は短命に終わるという声もあるけど
持ち前の闘争心と努力で、長く現役を続けて欲しい。
少なくとも日本人横綱が再び誕生するまでは。
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