流れのままに。

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青春のヒーローが、また一人・・・

2013-10-02 16:04:19 | Weblog


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ジュリアーノ・ジェンマが死んだ。

と言われて「ああ、あの・・・」と頷いた人は

40代も後半以上の年齢にある人だろう。

もしくは余程の映画好きか。


僕が彼を知ったのは、もう40年以上前の事だ。

当時全盛だったマカロニ・ウェスタンのスターだったのが彼だ。

その名の通り、イタリア製の西部劇なのだが

派手なアクションは本家ハリウッド製と一線を画し、人気を得た。


マカロニ・ウェスタンにはもう一人、スターが存在していた。

これは若い人もご存じのクリント・イーストウッドだ。

今や名優と呼ばれ、名監督にもなった彼の飛躍のきっかけだ。

それまで無名だったイーストウッドは、これで一躍有名になった。


そうなると当然の如く沸き上がるのが、ファンの派閥だ。

ここにもジェンマ派とイーストウッド派が誕生した。

イーストウッドは渋い演技と華麗なガンアクションで人気を博し

ジェンマは甘いマスクと派手なアクションで人気になった。


どちらが上でも下でもなく、要は好みの問題なんだけど

色分けするなら、男はイーストウッド、女はジェンマ・ファンが多かった。

僕はと言えば、それぞれ好きだったけど、やはりイーストウッド派かな。

ちょっとジェンマはアイドル色が過ぎた印象だった。


まさか何十年も経って、事故死の記事を目にするとは思ってなかった。

懐かしさと寂しさが混在した、複雑な思いに心は沈んだ。

機会が有れば、また「夕日の用心棒」や「荒野の一ドル銀貨」といった

彼の代表作を観てみようと思う。


もう何度も観ているが、ストーリーを知ってても愉しめるのが西部劇だ。

そこは日本の時代劇と共通する部分が多い。

僕に映画の面白さを知らせてくれたのが西部劇だっただけに

とても大切な人を失ったような寂しさがある。


ご冥福をお祈りします。

合掌・・・・
















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