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特定情報って?

2013-11-25 20:32:28 | Weblog


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秘密情報保護法案は野党との合意もほぼ出来て

後は成立するのを待つだけになってるんだけど

マスコミや弁護士を初めとした法曹界からは

強烈な拒否反応が起こっている。


そりゃあそうだろうね。

これが成立すれば、国が出したくない情報は出てこなくなる。

正確には「その恐れがある」って事だけど。

都合悪いからって、何でもかんでも出さない訳にはいかない。


そんなことすれば、国民の不信感を買うのは分かってるんだから。

ただ、特定秘密の線引きが、あまりに曖昧すぎるのよ!

このままだと、政府のさじ加減一つって事になってしまう。

例えば普天間の移設問題に関して、決定までは情報が出てこないなんて事も。


政府とすれば、沖縄との折衝はカーテンの向こうでしたいはずなのね。

そうすれば国民には知られたくない裏取引なんかも出来るもの。

何でもかんでも情報がオープンになってしまうと

沖縄を説き伏せるための交換条件も出せなくなってるんだな。


逆に沖縄を脅すことも出来なくなってる。

こんな事言うと反発されるかも知れないけど

もはや根気よく説き伏せるなんて状況には無くなってる。

国としてある程度脅しをかけるのは、当然の交渉術でもある。


後は原発に関して、出す情報と出さない情報を選別するとか

以前の沖縄返還の際に交わしたアメリカとの裏取引なんかも

特定情報に指定してしまえば、表には出てこなくなる。

マスコミが一番懸念してるのは、そこだよね。


とにかくね、何が保護対象の特定情報なのか、分からないんだな。

もちろん事前に指定しろと言っても、それは難しいんだけどね。

政府だってガイドラインを作れないのが本音だし

それが都合良いのも事実。


マスコミにしてみれば、そんな曖昧なものを法案化していいのかと

感情的になるのも、理解できる部分はある。

まあ彼等にしてみれば、政府が秘密を持つこと自体許せないだろうけど

残念ながら、どんなに反対したところで、成立は目前だね。


そもそも国家運営に於いて、全てがオープンなんてあり得ない。

当然出せない情報ってのはあるんだけど

政府は拡大解釈ってのが大の得意だからね。

何でもかんでも都合良く適用する可能性はある。


まあ、しばらく論議は続きそうだな。


















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