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野党の存在意義って・・・?

2015-09-21 15:08:48 | Weblog
安保関連法案は参議院でも可決して成立したけど
そんなことはハナから解っていたよね。
日本が議会制民主主義で、多数決によって決定される限りは
何をどうしたところで、野党は阻止のしようが無い。

だからといって何もしないでは、野党は存在意義が問われる。
国民の税金でタダ飯食らわせてる訳じゃないしね。
成立阻止は無理だとしても、主張するべきはしてもらわないと
野党の議員だって国民の代表であることに変わりはない。

安保関連法案には国民の過半数が反対してるんだから
国民の代表としては、与党に反対意見を主張するべきだよね。
でもさ、今回の一連の行動や発言を見てると
この国に政権に対抗できる野党は、存在していないと思い知らされたね。

確かに反対してるようには見えたけど
それは安保関連法案に反対してるように見えて
実は与党の方針に反対してるようにしか見えなかった。
本気で安保関連法案に反対していた野党議員が何人いたか。

しかもやり方の幼稚さには、苦笑するしか無かったね。
不信任を立て続けに提出するのはありだと思うけど
その趣旨説明に何時間も掛けて時間稼ぎをしたりだとか
委員長の委員会室への入室を阻止したりとかね。

一番呆れてしまったのは、野党の女性議員達だね。
ピンクの鉢巻きして、触れたらセクハラで訴えるとかって
あんなこと本気でやってるのかと思うと、悲しくなるね。
もっと政治家として誇れるような主張を毅然とするべきだな。

女性議員の存在意義って、あんなことじゃないはずでしょ。
だから日本では女性議員が軽んじられるし、なかなか増えない。
自分達の地位を自ら貶めるようは行動は、慎むべきだな。
胸の議員バッチはアクセサリーじゃないんだけどね。

数の論理からすれば法案の成立阻止は無理だったけど
それでもね、国民の賛同を得られるような行動をするべきだよね。
あんなことじゃ、国民は益々政治に失望していくし
当然この国にとってもいいことじゃない。

あれを見せられると、この国に真の政治家は居るのかと思うし
政権交代なんて当分はあり得ないと思わされたな。
もちろん無理に政権交代をする必要は無いんだけど
それでも政権交代の可能性が存在している意味は大きいよね。

今の日本にはそれが無いから与党は独裁的に政権運営をしているし
結局国民の声もにも耳を貸そうとはしないようになる。
だって国民がいくら反対しようと、政権交代をする可能性は低いし
野党があれじゃ、選挙にも影響は少ないだろうしね。

そりゃあ安倍くんだって強気になるでしょ。
しかも今の自民党内に強力な対抗勢力も見当たらないしさ。
この状況で遠慮している理由もないよね。
多少批判されたところで、気にもならないはず。

まあ今の自民党を有頂天にさせた原因は国民にもある。
与党に強行採決出来るだけの数を与えたのは、国民なんだもの。
だから選挙権というのは安易に行使してはいけないのよ!
もっとちゃんと考えて投票するべきなんだな。

結局そのツケは自分達に回ってくるんだから。
選挙権が18歳に引き下げられるけど、どうなんだろ?
まだ時期尚早だったような気はするね。
もっと政治が成熟しなきゃ、意味はないな。

今回は日本の政治は未熟なんだと、思い知らされたね。
これじゃ欧米に比して政治なんて行えないよ。
この国に真の政治家は居るんだろうか?
疑問だけが残ったな。