吉田都。

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昨日ＴＶでバレエダンサーの吉田都さんを特集してたけど

いやあ、とうとう引退してしまったんだねぇ。

僕はファンだったので、とっても残念だけど、こればっかりは仕方がない。

ファンと言っても、実際劇場で彼女の踊りを観たことは無いんだけどね。

ＴＶで拝見する度に、素晴らしいダンサーだと思ってた。


しかも英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルだからね。

世界３大バレエ団のトップということは、世界のトップと言って間違いない。

その座を４４歳まで守り続けて、しかも惜しまれながら引退するって、これはね凄いことなんだよ！

バレエ団から「辞めろ」って言われた訳じゃない。


あくまでも自分から限界を感じて引退を決めた。

ということは、バレエ団もファンも、まだまだ彼女を欲してたんだよね。

それくらい彼女の踊りは、今でも世界のトップだってことだよね。

ただ、何年も前から身体が悲鳴を挙げてるのは、彼女の特集が放送される度に語ってました。

それでも身体の限界じゃなくて、精神的な変化が引退理由になったのは、彼女らしいなと、知りもしないのに思ってしまいました。


吉田都って人は、肉体的なコンプレックスが原点になってる。

それがあったからこそ、最高のバレエダンサーになれたんだね。

確かにね、見た目だけなら、白人ダンサーが美しいのは分り切ってるのね。

肌は白いし、手足は長いし、形も美しいし。

ロシア系のダンサーなんて、本当に美しいもの。


それを彼女は技術と表現力で補った。

人一倍努力して、身体の微妙な角度にまで拘ったのが、今の彼女を作ったし、最高の評価にも繋がってる。

”東洋人として”なんて狭いレベルじゃなくて、バレエダンサーとして”最高”とまで言わしめたのは、そんな努力のたまもの。

だからこそ、身体のことを理由にはしたくなかったのかもね。

彼女がそれを意識してるかどうかは知らないけど。


僕が日本人で好きだったのは

吉田都・草刈民代・上野水香の３人なんだけど

すでに２人が引退してしまった。

何とも寂しい気もするけど、後進の育成も大事だしね

これからは指導者として素晴らしい人材を育てて欲しい。


因みに僕が実際に舞台を観た中で最高だったのはシルヴィ・ギエムです。

彼女の『ボレロ』は、最高でした！！

あんなに感激した演目も珍しいってくらい、感激してましたね。

さすがに”百年に１人”と言われるダンサーです。

もう一度観たいけど、もう『ボレロ』は踊らないらしい。残念だね。


















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