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昭和の星がまた一つ・・・・・

2011-03-14 15:17:49 | Weblog

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今日本は東日本大震災で大変なときですが

やっぱりこの話題は放っておけないってことで

坂上二郎さん逝去について。


僕ら世代以上には特に感慨の深い人で

コント55号っていうと、とかく欽ちゃんが目立つけど

やっぱり二郎さんのボケがあっての55号だったからね。

何となく身近に感じるキャラクターと相まって、愛されてました。


お笑い芸人と言うよりは、一流のエンターティナーで

歌もやれば俳優としても高い評価を得てました。

二郎さんを思い出すと、いつも笑顔だった印象しか無いんだよね。

そんなところも人々に愛された要因なんだろうな。


ドリフターズ、やすしきよしと共に、一時代を築いたのが55号だった。

欽ちゃんは『欽どこ』を初めとする高視聴率番組の司会で

どんどん大物感を高めていったけど

僕は二郎さんのポジションが彼に合ってて好きだったな。


決してメインにはならないんだけど、存在感は抜群だった。

ドラマでは主役も務めたけど、脇役を食ってたよね。

変な言い方だと思うかも知れないけど

ドラマや映画って、重要なのはしっかりとした脇役でしょ?


つまり脇役の演技がショポいと全体が駄作になってしまうんだよね。

名脇役って言われる人は、総じて演技が上手いでしょ?

僕なんかは脇役の俳優を見て、観るかどうか決めるくらいだもの。

二郎さんはコメディアンでありながら、その脇役達を食ってたな。


つまり主役の二郎さんで成り立ってたドラマが『夜明けの刑事』だね。

考えてみると、あんなに地味な主役も珍しいドラマだった。

だけど高視聴率だったのは、人情刑事というキャラが

二郎さんの人柄とマッチしたんだろうね。


今で言うと片岡鶴太郎の『牛尾刑事シリーズ』みたいなものだな。

史上もっとも地味な刑事ドラマだったかも知れないけど

本物の警察官にも支持率が高かったらしいから

現実と近いものがあったんだろうな。


あの頃刑事ドラマといえば『太陽にほえろ』が大人気で

あれは多少現実離れしていた部分も多かったしね。

もっとじっくりと刑事ドラマを観たいって欲求もあったんだろうな。

拳銃を抜かない刑事ドラマって、常に求められてるからね。


藤田まことの『はぐれ刑事』もそうだったけど。

今なら『相棒』もそうだよね。

特命係が拳銃を抜く場面は、記憶にないもの。

総じて高視聴率なのは、やっぱり求められてるんだろうね。


晩年二郎さんは病気のこともあって、活動は少なかったけど

時折近況をワイドショー等で見かけると、元気なんだと安心してた。

舞台復帰したなんてことも聞いたりしたしね。

なかなかTV番組で見かけることが無かったのが残念だったな。


TVで野球拳をやって、PTAのヒンシュクを買ったりもしてたけど

愛されるキャラクターであったのは、間違いない。

欽ちゃんも寂しいだろうけど、僕も寂しい。

また昭和の星が一つ消えてしまった。


謹んでご冥福をお祈りいたします。

合掌・・・・・

















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