ハンブルグに着いて、最大の目的地 ミニチュアワンダーランドに向かいます。 地下鉄で数駅。
駅から運河沿いを歩くと、レンガ倉庫が見えます。 ハンブルグは海から遠いけれど港町でレンガ建の倉庫が残っています。
それを利用して作ったのが、ミニチュアワンダーランドですが、建物を見るとモデルバーンワンダーランドと書いてある。
すなわち、鉄道模型として作ったのが始まりですが、範囲を広げてミニチュア全体にしてきた。
ここが入り口。 やはりモデルバーンになっている。 待ち時間10分の表示がある。 この時でも人気のある場所でした。 今時待ち時間は数時間です。
ここで、ある人と待ち合わせしていたのです。
それは、私の施設でフィリップスの装置を導入した時に、その据付にきた技術者でした。工場がハンブルグにあるというので、ハンブルグに行くので会わないか? 珍しいところを案内してあげる、と連絡していたのでした。
そう、ハンブルグの人を私が案内してあげるのです。
この方です。 Kさんというドイツ人です。
ミニチュアワンダーランドは初めてとのことで、中に入ると珍しがっていました。 でもドイツでは鉄道模型は一般的なので、私は彼に、家にレイアウトがある人を知らないかと尋ねていてのです。 すると上司の家にあるけれど、ちょうどその時には旅行に行っているとかで見せてもらえませんでした。 ドイツの家庭でのレイアウトの状況を見たかったのですが残念です。
さて、ミニチュアワンダーランドは有名で、観光バスのコースにも入っていたし、日本人向けの観光バスのコースにも入っていたほどです。
メインは鉄道模型なので大きなレイアウト上で列車が快走しています。
遊園地など一般客が喜びそうな情景もたくさんあります。
この時点で、ファーラーのカーシステムはコンピュータ制御で車が走り回っています。
観客は近くまで来て見ることができます。 日本の交通なんとか館のようにガラス越しにひな壇から見るのとはえらい違いです。
Kさんが指差しているのは、手前のキャンピングカーです。 ちょっとピンボケになっているんですが、このキャンピングカーは何? 女が客引きをしています。 そう、娼婦たちです。 こんなことをしているんだとは、ドイツ人のKさんから聞かなければ分かりませんでしたが、ハンブルグでもアムステルダムでも今でもこういう風景はあるはずです。
山岳地帯です。
崖から飛び込んでいるところです。
このような、ギミック的な景色がいろいろあり、観客はそれらを探したりして、楽しみながら見ています。
4重のアーチ橋です。 上に鉄道が通っています。 ドイツに本当にある石橋です。 これを見にゆこうと場所も調べたことがありますが、かなりのローカル線で列車の本数が少ない。 行ったらその日のうちには帰れそうもないのでやめた覚えがあります。
次はバックヤード的なものを紹介します。
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