HNモジュールという、HOゲージで情景があるモジュールを並べて運転会を行っています。
これは昨年の画像ですが、来月、この場所で開催します。
そこで
こんなものを購入。 タイマーと電子キットです。
タイマーは、ダイヤ運転の時に会場に置いた大きな時計を見ながら運転するのですが、時計の前に人が立たれると時間が見えない。
そこで、自分用にも机の上に置いておけば大きな時計が見えない時でもOK。
キッチンタイマーで良いのですが、カウントアップができないとダメです。
こちらの基盤は、今あるモジュールのグレードアップのために使用します。
抵抗を差し込んでハンダ付け。
とりあえず最初の第一歩です。 久しぶりに電子工作をしたら、抵抗のカラーコードがわからない。 組み立て説明書に書いてあるのですが、ピンとこない。 そこで、同じ抵抗値のものをあつめて、同時に取り付けているのです。
真ん中に大きなICをつけて、可変抵抗やトランジスターも取り付けました。 一番苦労したのはトランジスターの型番の印刷の文字が小さくてインクも薄いので、ルーペでも見えないほどなので間違えない様に気を使いました。
さらにパーツをつけて裏側です。 ハンダ付けが汚いのが丸わかりですが、初めに使った上等そうなハンダが良くなかった。 ハンダを変えてからは流れが良くなって少しはマシになったのですが、上等そうなハンダが良いとは限らないなと思いました。
それにしても、こんな回路を考えて基盤を起こすことができる人はすごい!
さて、これを使ってモジュールがどうなるか? 運転会でのお楽しみ、とはいえ、まだできていないので目論見どうりになるかどうかは不明です。
レジンというのは松脂からテレビン油などを抽出した残りものですが、これだけではペーストとしての効果が弱くてハンダが流れにくいので、塩化アンモニウムなどの添加物を加えてあるのが強化レジンというものです。
だだはんだ付け後ペーストが残っていると酸化しやすいです。そのため精密プリント基板配線用の糸ハンダは添加剤が少ないレジンが入っています。作業後の酸化は少ないですが、ハンダの流れは悪くなります。
市販の電子キットなら、普通の強化レジンの入った電気配線用ハンダで十分だと思います。酸化による経年変化が心配なら作業後はんだ付け面に、イソプロピルアルコールが主成分のパーツクリーナーを吹き付けて洗浄すればよいし、少しアラっぽいですが、ベンジンや塗装用のシンナーを塗装用のスプレーガンで吹いて洗浄してもよいです。
またハンダのつきが悪い時はペーストより、液体レジン=電気配線用フラックスをすすめます。これは作業後すぐに洗浄しなくても酸化しにくいので、蒸機のロッドピンにリターンクランクをハンダづけするのにも好適です。
とりあえず裏面がドロドロなので、パーツクリーナーでも手に入れて、洗おうと思っていますが、動作確認と補機をつけるのに格闘しています。