8月26日、25年度、関東女子クラブ対抗の決勝競技が華やかに開催された。一般のゴルファーには、あまり馴染みがないかもしれないが、近年、男子ばかりのクラブ対抗ではなく、女子の世界も熾烈な戦いを開花させた。予選競技も宇都宮や袖ケ浦で、勝ち抜いた43クラブのチームが、この大利根に参集したのだ。
その激戦を戦い抜いたチームの中で、優勝を遂げたのが、成田東カントリークラブ、元成田スプリングスで、難易度はかなり厳しく、転がって乗るようなホールは、見当たらない。きちんとしたボールが打てないと、スコアにならない吉崎満男の傑作で、いま、アコーデイアが経営し、人気が復活してきたコースである。なんと、2位は、東京湾カントリークラブで、こレまた、東京湾スプリングスの名称で親しまれた3ミリの会の発祥で、前者吉崎氏の上毛高原の後、開発されたベントグリーン発祥の地である由緒のアコーデイア系列のコースである。したがって、姉妹クラブが、一位、2位を刻んだ因縁は、記者の表現を待つまでもなかろう。
成田東は、田中真弓、73(日本シニアのタイトル保持者)と嫁にいって、名前を山本から小川の代えた小川恵美子81、それに、鏑木友子78、三木美奈子78のトータル310ストロークで二位を9ストローク離した。実力者をそろえたチームで、平均77.5ストローク、見事と言うほかはない。
東京湾は、山口久美80、鈴木智子73、安藤善子83、鈴木みどり83、で319ストロークの成績は、立派である。平均79.75ストロークで、2.25の差で、来年の意気が上がるのは、間違いない。
3位は、ニッソーが入った。有満幸江、落合美詠子(75) 志賀花子、本宮あゆみ(77)ノ321ストローク、4位、ギヤッツビー、323、5位に箱根が入った。
南雲真里、中野陽子、今井信子、中原頼子の323ストローク、6位、穂高、7位千葉、小坂順子の81もいい。8位、水戸グリーン、9位石坂ゴルフ
10位裾野カントリー、331ストローク、浦和ゴルフが同じ331だが、11位に甘んじた。43チーム、172名が、名誉にかけて、男子顔負けの華やかなゲームを盛り上げた。
記者は、こう思う。女子プロの先輩筋の女子アマが、クラブ対抗という舞台で、凌ぎを削る底深いゴルフは、やがて、日本のゴルフを背負っていくような気がするのである。今は、KGAが盛んにゲームの展開を包括しているが、やがて、全国規模で、日本一を争う時が近いと感じる。最優秀選手には、ギャッツビーの松尾律子、72で表彰された。
やがて、東南アジア地区にも、拡散していく可能性は否定できない。記者は、ずいぶん前に、アジアシニア大会にオブザーバーで出席した思いでがあるが、インドネシア、マレーシア、台湾、フィリッピン、タイなどのゴルファーが、一堂に会したときは、胸が熱くなったものだ。なんと、英語が中心でなく、日本語が中心で、インドネシアや台湾などは、集合の時に、第一班揃いました、と聞いたときに、妙にうれしくなったのを覚えている。
ゴルフの展開は、かならづ、領土問題を乗り越えられると信じてやまない。
まずは、女子の発展に貢献してくれているクラブ対抗の女性のみなさまにお礼をいいたい。加えて、成田東の選手の皆様、応援席の皆様、研修会の皆様に、おめでとう!!!と大きな声で叫びます。本当に、おめでとう。
全国消費者国民運動連絡協議会
全国ゴルフ会員の権利を守る弁護士団シンポジューム
国際ゴルフ記者クラブ協会
日本時事新聞社
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