JT nippon series 遼の強敵、ジョーダンスピース
photo byGolf Channel
日本のゴルフは、新年気分で、まだ目が覚めない。
世界はすでにエンジンをかけた状態でステージがにぎやかだ。マウイのベンクレンショーがデザインしたプランテーションのフィールドは、ウエブシンプソンやジョーダンスピース、二人のジョンソンで熱戦を繰り広げている。すでに、アメリカの選手は、臨戦態勢に入って用意周到というところか。遼は、ソニーから、出撃だ。英樹が、左手首の故障から、初戦あたりは、欠場、マスターズの招待はもらったので、治療体制に入っている。昨年、藤田の例もあるので、慎重にならざるを得ない。藤田は、昨年ハワイで怪我をして、マスターズに出たが、最下位であった。記者もオーガスタにいて、胸が痛くなった。
今、旬だからといさんで、突撃しても、精神と肉体のバランスが取れていなければ、名誉と賞金は稼げない。遼や英樹の超えていかなければならないハードルが、山ほどある。
世界の各地で、20歳前後のプレヤ―の台頭が激しく、ゴルフファンには、見当がつかなくなって、データ―を読みほぐす能力が必要だ。2013年の優勝選手30名でチャンピオンズトーナメントを戦っているジョーダンスピースも遼より若い。いつの間のか、遼が兄貴分になっているのだから、時間は早い。英樹は、180センチ、旬なゴルファーの体格の主流だ。スピースも185センチ、学生気分を残した若手のホープである。以前は、名選手は175センチの背丈が中心だったと思う。ゲイリープレヤー、トムワトソン、ベンクレンショー、トレヴィノ、少し高くてにクラス、178センチ、それ以前の大男は、アンデイビーン、トムワイズコフ、それ以前は、バイロンネルソンなどがいる。だから、遼は、決して体格に引け目はない。名選手が175センチの背丈なのだ。もちろん、現在は、技術と力が要求されるタイガーのような、180センチを超える背丈の選手が、有利だとも言えるが、トレヴィノは、背が低い方が、グリーンに近いと明言を残してる。健康、肉体の強化、スポーツの鏡である。
遼は、腰痛をうまくきりぬけた選手で、その努力は、マッスル強化、腹筋強化、など評価に値する。遼は、ソニーオープンから全力を出していく。すぐに勝利を呼び込むための勇足だけは、避けて、じっくり結果がついてくるまで、いこう。5年などすぐすぎる。記者は、遼のスキルは、世界的に活躍できるだけのレベルに達していると考えるので、あわてる必要はない。33歳にして、初憂勝の勇作も陣をソニーに構える。遼と勇作は、上位につけるのは、ほぼ、間違いない。勇作にとっては、試金石だ。2014年を占う大事な戦いである。家族連れのお祭りで終わったら、今年の前期で苦労することになる。戦いに憂いを残してはならない。英樹は、完全治療するまで、辛抱しなければ、これまた、問題である。英樹は、優勝できる窓口にきて、足踏みしている状態であろうから、戦いをしたいのは理解できる。相撲で琴欧州が、完治するまで、膝をいたわっていたら、綱を張れて、少なくとも5勝以上の星はあげたはずだ。爆弾を抱えていては、自分の方が、先に爆死する。ゴルフファンは、温かい目で、英樹を見守ってもらいたい。
遼は、孤独な戦が、はじまるが、遼のファンは、熱烈であるから、ファンのエネルギーを糧に、ハードルを突破してもらいたい。
サアー。いよいよ、幕が開ける!!!
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