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正しい歴史認識 16  その意義 11   殉国七士に捧げる追悼

2014-12-11 | 日本時事新聞社

殉国七士に捧げる追悼コンサート

のご案内

古賀 剛大 様

東京裁判により処刑された七士は、靖国神社や愛知県三ヶ根山に祀られています。同時期にGHQにより処刑された殉国六十烈士や3百万余の戦没者の慰霊に日本の心の歌を捧げるコンサートが開催されます。

添付ファイルにありますように、12月19日(金)午後6時より、豊島公会堂で開催されますので皆さまのご参加をお奨めいたします。

平成26年12月11日 「史実を世界に発信する会」 茂木弘道 

 

日本に「A級戦犯」はいない

東京裁判が国際法による根拠を持たない不法な裁判であったこと、勝者の勝手な裁きであったことは言うまでもないことである。

 日本は、敗者としてこの裁判の判決を受け入れた。

 しかしながら、サンフランシスコ平和条約発効直後の昭和27年5月1日、木村篤太郎法務総裁は戦犯の国内法上の解釈の変更を通達し、戦犯死者はすべて「公務死」として扱われることとなった。犯罪者ではなくなった。27年に日本弁護士連合会が「戦犯の赦免勧告に関する意見書」を政府に提出したことを契機に、全国に運動が広がり、四千万通もの署名が集まった。27年6月、12月、28年6月と衆議院で釈放、赦免に関する決議が行われ、関係連合国との交渉が進められた。昭和30年7月19日の衆議院本会議で即時赦免決議が全会一致で採択され、日本から戦犯はいなくなったのである。

 元ニューヨーク・タイムスの東京支局長だったヘンリー・ストークス氏は、『英国人記者がみた 連合国戦勝史観の虚妄』で、靖国神社に「A級戦犯」が祭られているのは許せないという人は、余程の無知か、国会決議を全く無視する反民主主義者としか思えないといっている。

 重光葵元外務大臣は「A級戦犯」として禁固刑に処せられたが、出所後、日本が昭和31年年国連に加盟した時に外務大臣として国連に行って、日本が世界の懸け橋になると言って、万雷の拍手を受けた。帰ってくると、バッタリ倒れて亡くなった。それを聞いた国連が、黙祷をささげたのである。

 国際的にも完全に片がついていたということである。これを逆転させようとする悪質日本人がいることは悲しむべきことである。

記者が考察すれば、戦後70年、そろそろ、日本人も洗脳された国民意識を日本人古来の独立を重んじる国民意識へ転換のときに来ている。戦争をさせられるような蓋然性におかれる日本から脱却する方向が望まれる。その思想が、世界平和への確かなるメッセ―ジを送るこれからの手段である。

 正しい歴史認識をする事実は、未来の日本のステイタスを決める重要な教育であり、将来の子供たちに、与える影響は大きく、国家存続のためには、必然性がなければならない。間違った認識を持つのは、間違った教育を押しつけ、罪悪感だけが蘇生する可能性が国家を危うくする。

国家と国民の乖離が、国を滅ぼす原因となろう。国家は、国民の結集と連帯意識が、基盤となって、構築されるのであって、国家が国民の結集や連帯意識を生産する機関になっては、ならないのである。而して、歴史認識を正しく理解することが、国民には、平和と幸福を約束する条件である。(古賀剛大)

日本時事新聞社  主幹

全国オンブズンマン連絡会議

 

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