おめでとう !!!! 岩田、まってたぞーーーー!!!!
遅咲きながら、ツアーの牽引車になれる岩田 寛の 優勝
練習の虫が、ようやくその道を開いた。
ツアースポンサーの低俗化の中、誰も見なくなったトーナメントが増える。テレヴィでゴルフゲームは、消えた。
欧米へ行って、活躍できる選手は、今、岩田以外には、いない。
ゴルフも佳境に入って、はや、日本では折り返し、後半に突入する。折り返しのイベントは、Sega Sammy 招待ゲーム ザノースカントリー、北海道で開催、賞金は優勝、3000万円。
練習熱心で、プロらしい寡黙の選手、岩田寛が、16アンダーで優勝した。23歳の今平周吾が、若いながら、見事なゴルフを見せて、堂々の15アンダーで2位についた。これから、ツアーを引っ張る可能性のあるジュニア時代は、英樹さえ破った実力者である。それにしても、WGC中国で、今一歩で優勝となるところであった岩田が、遅咲きながら、倍々の練習を重ね、これからの日本ツアーの原動力となるのは、約束されたようなものだ。飛距離も、海外組と引けを取らぬ300ヤードを基準にゴルフをマネジメントできる選手だ。
スポーツプロは、寡黙で、実力を見せるのが、本物だ。男芸者みたいなプロが多い中、岩田寛、竹谷佳孝などの存在が、これからのJGTOを引っ張る選手であってほしい。派手な格好でタレント気味の選手は、社会から嫌われつつある。それは、海外の優勝者が、マクロイやスピースのように、派手な振る舞いがなく、身体障碍者やジュニアに当然と思えるほどの貢献に、日本人も気が付いているのである。
まずプロゴルファーは、謙虚であるべきだ。スポンサーがいるから、試合があるのではない。そのスポンサーは、目に見えないお客がいて、はじめて成り立っているのだ。ゴルフスポンサーが、底流化していく現在、一流どころの会社のイベントは、すでにない。ANA航空会社くらいだろう。トヨタも日産もキャノンも何もかも、はい、さようならとイベントを辞めた。宣伝になるのに、と社会が思っていても、ゴルフのスポンサーが、低俗化した今、価値がないと判断したのだ。商売にしてきた電通さえ、スポンサーが自由にならず、顎を出している始末で、アメリカのような体制にはならない。
一流企業のスポンサーによるトーナメントの復活は、当分、日の目を見ない。日本のゴルフは、イベントの世界も、ゴルフ場経営も、ゴルファーも、座礁した船の上で、どうすれば、生きられるか、もがいているところである。なぜ、そうなっているのか、わかりますか。????