DJ 貫禄の優勝、おめでとう!!!
昨日のコラムのとおり、20アンダー新記録でグリーンジャケットの袖を通した。最終日は、安定度ナンバーワンの実力を示したDJは、家族が見守る中、クルージングゴルフを展開、一時は、6番ホールバンカーに入れ、もしボギーにすれば、S.IM(韓国)に並ばれるところ、IMが急ぎ過ぎて、大フックを打ってパーにまとめたが、この一打で、牙城を崩すチャンス逃し、DJのクルージングが始まった。あとは、無難にタイトルを取りに行ったDJに適う敵はいなかった。英樹は、精いっぱいの力量を示したが、昨日の失敗が最終日に追い風を送らなかった。いつも、優勝候補に挙げらっるのも、これほどの名誉はない。いつか、念願のメジャーに手が届くのは言うまでもない。
今平は、決勝へ進み、淡々としたゴルフは、好感を持って迎えれているが、英樹とのハンデイは、成績そのものであろうか。アメリカでは、通用しないだろう。若手の台頭が顕著な日本、今平は、日本の賞金王を決定づけて、若手を引っ張る責任があろう。
84マスターズ、タイガーが12番、パー3で10個の大たたきを演じたが、15番より4連続バーデイはさすがである。来年4月の試合が楽しみになる。タイガーは、不死鳥である。2位に入った韓国のイムソンジュは、崩れることのないゴルフスタイルを身につけており、世界で活躍する東洋人の筆頭になれる可能性を秘めてる。英樹同様、アジアの第一人者になるのは、遠い話にあらず、称賛しておきたい。
パトロンなしの人垣のないオーガスタ、加えて秋のオーガスタ、色づいた葉っぱの美しさは、別格の大会であったと観る者を感動させずにはおかない。
今年の最終のメジャー、やはりランキング上位が競った大会であった。
改めて、DJ,おめでとう。大輪の花を咲かせたナイスガイ、マスターズ優勝、おめでとう。
DJのバックを担いでいる弟の涙が印象的であった。