Lee Westwood の完成されたゴルフィングの凄さ
優勝は、デシャンボーであったが、50歳に向かっているリーウエストウッドの戦いは、まるでライダーカップを観ているようだった。リーは、太平洋クラブマスターズを3連覇、その名をしみこませた名選手である。まさに、息の長い優秀なプレヤーであるのは、世界が認めた兵である。
72ホール目のドライヴィングは、デシャンボーに負けない素晴らしいショットであったが、不運にも、デボットの跡にすっぽり嵌った。しかし、顔色一つ変えずに、ダウンブローにしっかり打ち、見事グリーンに乗せ、優勝も狙えるラインに桟敷の人々は、拍手と驚きの喚声で迎えた。デシャンボーは、二打目を楽にオンさせ、バーデイを狙い定めた精神は、パーマーを彷彿とさせた。パッテイングの二打めは、1.5メートルをしっかりねじ込み、雄たけびを上げた。強い、ツアー8勝目を刻んだベイヒルである。リーの善戦をたたえ、2位とはいえ、見応えのあるいい試合をしてくれたことに感謝する。Final 72ホール目まで、優勝がわからない接戦なり あと10分で日没なり。