GT速報
2022年度ツアーも中盤に向かって、今年の初戦、Sentry Tournament of Champions が始まった。ベンクレンショー設計のダイナミックなリゾート地、カパルアのプランテーションコースの大会である。
photo;PGAtour /WGPCA
優勝した選手のみ、選抜され優勝賞金1億7千万というビッグなトーナメントである。35名の名選手を見ても誰もが知っているノータブルな選手ばかりで、優勝者を予想するのは、楽ではない。初日から、順調にスコアを作っている松山英樹は、2日目も65というスコアでトータル12アンダーで上位にいる。トップは、今年大ブレークする選手として、オーストラリアのキャメロンスミスをGTでは、マークあるべしとリポートしていたが、案の定、2日目も追い上げ64のスコアで17アンダーとした。3日目が勝負になるのは必定、ビッグスコアが出るコースだけに、だれにでもチャンスはありそうだ。2位には、14アンダーのジョンラームが確実なパワーゴルフでまい進している。記者は、松山とラームの戦いになるのでは、と現地リポーターに打電した。
ジョンのスコアは、もうひと転がりのパットが数多く見られ、3日目はビッグなスコアを出しそうだ。英樹は、ドライバーがいまいちであっても、アイアンの距離がぴったり正確にピンを刺しており、調整がずれなければ、62,3は,視野に入る。一挙に20アンダーにして、最終日を迎えるのも現実味が帯びている。20アンダー以上が、英樹を入れて、6名いるが、おそらく3名くらいが20アンダーを刻む可能性が高い。
うらやましい温暖でどこまでも蒼い海、クジラが遊び, スノウケリングの人々、その丘の上に雄大なゴルフ場がツアーの醍醐味を醸し出している。さあー、ムービングデイの3日目、ドキドキはらはらのゲームが目の前だ。英樹の優勝圏内は、当然である。英樹の健闘を祈るのは、日本からただ一人、お隣は3人の選手が出場して華々しい。日本も少なくとあと二人は、フィールドにいてもらいたい。
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